- PCVR入門の書①:アダルトVRゲームに必要なPCスペックと選び方まとめ←イマココ
- PCVR入門の書②:HMD(VRヘッドセット)の選び方 トラッキングや解像度の違いなど
▲コイカツサンシャインをVR化MODでプレイ。VRAM消費量が12GBを超える。
この記事はPCVRに手を出してみたい人が最初に読むべき記事です。VRエロゲに手を出してみたいならこの記事を読みましょう。
- PCVRに必要なものとその予算
- PCVR用のゲーミングPCの選び方
- パソコン通販ショップの選び方
こんなことを知ることができます。
きっとこの記事を読む人はまだVRに関するデバイスを所有していない人、もしくはすでにMeta Quest2やスマホVRなどを所有していてPCVRのコンテンツに興味を持った人だと思います。
そんな人たちがどんなPCを選べば良いのかはっきり分かるように説明していきますね。
これからアダルトVRデビューしてみたい人必見です。
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VRゴーグルにはお金がかかってしまいますが、それさえ入手できればいつでもアダルトVRを楽しむことができます。
Oculus Quest2を買った人は①を飛ばしてOculus StoreでDMMアプリを導入後、②と④を実行すればOK!
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PCVRの予算ってどれくらいかかる?
PCVRを始めるのにいくらかかかるのか?予算はいくら必要になるのか?といった疑問が最初に浮かび上がると思います。
ではそれを考える前にまずは必要な機器を確認しましょう。
- デスクトップパソコン(またはノートパソコン)
- モニター+キーボード+マウス(ノートPCなら不要)
- VRヘッドセット(+ベースステーションやトラッカー)
デスクトップパソコンの場合はノートパソコンと異なりモニター・キーボード・マウスも一緒に用意しないとダメです。
PCとその周辺機器の予算
PCとその周囲の機材に関する予算の合計はだいたい15万〜60万くらいかなと覚えておいてください。
- PC:150,000~500,000円
- モニター:10,000〜100,000円
- キーボードやマウス:3,000〜30,000円
この値段は2022年の半導体不足による高騰や円安の影響を反映しています。
もしアダルトVRゲーム以外に4K高画質やフルHD高リフレッシュレートでSteamのゲームをやりたいなら、高性能モニター・ゲーミングキーボード・ゲーミングマウスも用意するのが無難でしょう。
ゲーミングデバイスの例 | |
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FPSゲームで遊ぶなら24インチあたりのフルHDで165HZ以上かつ反応速度が優秀なやつがおすすめ。
一方で4K最高設定で遊びたいなら4K144HZ対応のモニターを選びましょう。この場合グラボはRTX3080以上がおすすめ。
FPSゲームをするならさらにゲーミングキーボードやマウスを用意しましょう。モンハンや原神のようなRPGの場合は普通のでもOK。ゲームパッド(コントローラー)でプレイするはずだから。
さて、ゲーミングPCといっても性能はピンキリです。Meta Quest2でPCVRを遊ぶレベルならGPUはRTX3060レベルでも特に問題ありません。
しかし、高解像度のVRヘッドセット(VIVE PRO2やReverb G2など)を使用する予定の場合、性能を引き出すためにRTX3080(12GB)以上のグラフィックカードが必須。可能な限りRTX3090を用意したいので予算も跳ね上がります。
そういった観点から、ゲーミングPC選びはMeta Quest2で遊ぶなら20万くらいのものが1つの目安になります。高解像度のVRヘッドセットなら40万を超えるゲーミングPCを選ぶことになりそうです。
VRゴーグル(HMD)の予算について

HMD | 価格(税込) |
---|---|
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128GB:3,7180円 256GB:49,280円 |
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65,780円 |
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HMD単体:69,080円 フルセット:138,380円 |
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HMD単体:103,400円 フルセット:178,990円 |
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オールインワン:約150,000円 5Kヘッドセット:約80,000円 |
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8K本体:171,750円 12K本体:約300,000円 コントローラー:87,300円 |
VRゴーグルの予算はどのVRゴーグルを購入するかによって大きく値段が変わってきます。
フルトラッキングをする・しないの選択でも価格が変わるため、求める環境によって予算に大きな差が出ますね。
PCVRをするためのVRゴーグルとして必要最低限を求めるなら4万円。高精度のトラッキングを求めるなら10万円を超えてきます。だいたい15~20万円あればそれなりの環境になりますね。
インサイドアウト方式のHMDは安く、アウトサイドイン形式のHMDは高くなる傾向にあります。
インサイドアウトとアウトサイドインとは?
画像の引用:Dream Seed
インサイドアウト方式:HMD内部にカメラが搭載されているので外部カメラが不要。コストがかからなくお手軽な一方でトラッキング精度は若干低くなる。背中側が弱点。
アウトサイドイン方式:外部にカメラを置いてトラッキングする。コストはかかるがトラッキング精度が高い。激しい動きにもついてこれる。
インサイドアウト方式のHMD:Meta Quest2(Oculus Quest2) / ReverbG2 / arparaVR AIO
アウトサイドイン方式のHMD:Valve Index / VIVE PRO2 / pimax8K /arparaVR
Valve・HTC共通のベースステーションは1台あたり19,800円となっています。最大4台まで拡張可能。これにVIVEトラッカーというアイテムを脚や腰などに装着すると全身をトラッキングできます。
トラッカーは1つあたり大体17,000円。これを複数用意するのが基本です。定番なのが両脚と腰の3つ。ですがVRオタクの人たちはそれで満足できずもっと追加で装備しますw
また最近は「HaritoraX」というものも販売されています。これも全身トラッキングをするためのアイテムで、ベースステーションが不要というメリットがあります。価格は27,900円となっていてベースステーションやトラッカーをまとめて買うよりずっと安く全身トラッキングを導入可能。
腰・太もも×2・脛×2の5点に装着してトラッキングできるようになる便利アイテムなのですが、人気があって在庫問題を抱えています。それと細かいモーションのトラッキングはちょっぴり苦手。
まぁそうは言ってもMeta Quest2なんかでサクッとトラッキングを追加できるので便利です。
全身トラッキングで何をする?
VIVEトラッカーやHaritoraXを使って何をするのか?何ができるの?そう思っている人もいると思います。
例えばVRChatやClusterのようなVRSNSでアバターに受胎したあと、そのアバターで手足を動かしながらコミュニケーションをとることができます。
他にはビートセイバーでアバターをブイブイ動かせたり、配信で3DモデルをダンスさせたりとVRの世界がもっと楽しくなりますよ。
予算の合計はこれくらい
環境 | 予算 |
---|---|
最低限の環境 | 約20万 |
不満なく遊べるPCVR環境 | 約25~40万 |
高レベルのPCVR環境 | 約50〜80万 |
以上のことからPCVRを始めるための予算はこんな感じになります。[PC+周辺機器+HMD]での計算となっています。
本当に最低限の最低限な環境で遊ぶならMeta Quest2(Oculus Quest2)にGTX1660super(または1660Ti)搭載PCでもOK。
ただしこのレベルのPCをVR目的でわざわざ新規購入するのははっきり言っておすすめできません。
2022年時点でのスタンダードな選択肢はMeta Quest2にRTX3060搭載PCを合わせてあげる構成です。これで20万いかないレベルだと思います。
まぁ、VRに相応しいPCスペックに関する詳しいお話は次の【PCVR用のゲーミングPCを選ぼう】で触れるのでそのまま読み進めてください。
PCVR用のゲーミングPCを選ぼう
ここではどんなPC選べばいいのか?VRゲームをプレイする上で必要なスペックや購入時に抑えておきたいポイント、おすすめ通販ショップやPCを紹介します。
デスクトップPCとノートPCはどっちがいい?

PCは大きく分けてデスクトップパソコンとノートパソコンの2通りあります。
はっきりズバッと言います。
PCVR用のパソコンは特別な理由がない限りデスクトップパソコンを買いましょう
ノートパソコンは小さくて熱がこもりやすい→CPUやGPUは熱に弱いので熱くなると性能が下がる+劣化が早くなる
デスクトップPCとノートPC、2つのスペックが同じでもノートの性能はデスクトップの7〜8割くらいに落ち着く
同じスペックならノートPCの方が価格が高くなること、そして長時間使用したときに箱が小さいほど熱がこもりやすいというデメリットがあります。
熱がこもると性能が落ち、最初はそこそこ快適に遊べるのに途中からカクカクになってしまうといった問題が発生する可能性があるので注意したいポイントです。
以上のことから「ミドルタワー」クラス以上のデスクトップPCを選択するのが無難で賢い選択と言えます。
それでもゲーミングノートに興味がある人はこちらの記事を読んでみてください。

ある程度は参考になるはずです。
ゲーミングノートPCを選択するべき人は「事情があって家の中でVRを遊べない人(出張が多い人)」だったり「デスクトップPCやモニターを置くスペースがない人」など限定的になります。それなりの事情がない場合はデスクトップPCを選ぶべきです。
WindowsとMacintosh

PCのOSといえば「Windows」と「Macintosh」の2つが市場をほぼシェアしています。実は最近「Chrome OS」が台頭し、ついにMacOSを抜かした事実がありますが今回はスルーで。
⚠️ゲームをする予定なら絶対にWindows PCを購入しましょう。Macはゲームにほとんど対応していないためプレイできません。一応Macで遊べるゲームも世の中にはポツポツありますが、ほとんどはWindows専用なので注意。
巷で売っている「ゲーミングPC」と呼ばれているものは基本WindowsなのでBTOで買うときは安心してください。
「Windows10home」と「Windows10pro」ではproの方が細かい機能まで最初から搭載されています。
ですがビジネスシーンでの利用がメインとなるので一般ゲーマーがproを選択するメリットはそこまでありません。
homeだと勝手にアップデートされるというちょっぴり面倒な機能がありますが、そこに目を瞑れるならhomeで十分です。
PC選びで重要なポイント

アダルトVRゲームであれ、普通の高画質ゲームであれ、ゲーミングPCがゲーミングPCである所以はGPUの存在です。
💡GPUは画像処理・映像処理の専門パーツです。グラボ(グラフィックボード/グラフィックカード)とも呼ばれていたりしますが、正確にはグラフィックボードに取り付けられている部品の1つで画像処理機能の頭脳にあたる半導体チップのことです。
一般のパソコンとゲーミングPCではこのGPUに大きな性能差があると思ってください。その辺の電気屋さんにもIntel corei3~7や搭載のノートPCなんかが売ってたりしますがGPUがしょぼいです。

基本的に電気屋さんで売ってる一般的なPCは
- グラフィックボードがそもそもない
- CPUとGPUが一緒にマザーボードに搭載されているオンボードGPU(貧弱)
といった特徴があります。そしてこのようなパソコンでもちょっとしたゲームは遊べたりします。
ですが人気の一般ゲームなら『FF15』や『APEX』に『原神』、アダルトVRゲームなら『コイカツサンシャイン』や『ハニーセレクト2リビドー』といった3DグラフィックやVRのゲームはGPU機能が足りなくてカクカクになったり画面が暗転したりします。
このようなゲームを快適に確実にプレイするためにグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCを選択する必要があるのです。
総合演算の脳ともいえるCPUでも画像処理は多少できますが、専門家のGPUと比べたら全然足りないのでCPU以上にGPUを重視しましょう。
ただし片方だけ強くてもダメ。それぞれのパーツ性能のバランスが大切です。
GPU比較
▽画像をクリックで拡大可能グラフィックボード人気ランキング記事より 引用:ドスパラの
性能目安の数値が大きいほど高性能と思ってOK。左がGeForceシリーズ、右がRadeonシリーズです。メジャーなのはGeForceシリーズですね。
型番の見方は「3060Ti」なら最初の「30」がシリーズ・世代を表し、「60」がグレードを表しています。シリーズもグレードも数値が大きくなるほど高性能であることを意味します。TiやSUPERが付くと無印より高性能になりますが同世代のグレードを超えることはありません。
BTOでPCを購入する場合多くが「GeForceシリーズ」です。「Radeonシリーズ」は上位のグラボだとVRAM16GBで優秀ですが、ドライバが不安定でクラッシュ率が高かったりVRChatとの相性問題もあっておすすめしかねる現状。
初心者は王道の「GeForceシリーズ」の方が無難なチョイスですね。
さて、選ぶべきGPUですが……
目安はGTX1660SUPER。現代の「VR Ready」の基準を考慮するならこれを最低限のボーダーにするといいでしょう。これ未満は今買う理由がマジで無いです。
お金を出せるなら3000番台のグラボ(搭載PC)を購入したいところ。特に3060〜3060Tiは価格と性能のバランスが優れています。
Meta Quest2をPCにつなげてアダルトVRゲームやSteamのVRゲームを遊ぶなら最低でもRTX3060以上がおすすめ。
ただRTX3060はVRAM(メモリ)が優秀な一方で帯域(フレームレートに関係する)そのものはちょっと物足りないのがネックです。普通のゲームをプレイするだけならRTX3060TiやRTX3070がチョイスになってくるのですが………

一緒にこちらの記事も読んでほしいところですが、Meta Quest2でPCVRを遊ぶ場合にVRAM消費量が8GBを超えることがあります。
コイカツサンシャインあたりをVRでガッツリ遊ぶなら12GBはないとちょっと心許ないんですよね。
そういった観点からMeta Quest2でPCVRを遊ぶ場合VRAM12GBは個人的に必要だなと思っています。
結論としては今「GeForceシリーズ」からチョイスするならこんな感じになります。
- 最低限が1660SUPER
(ただし今は高騰していてコスパ微妙=非奨励) - VRをプレイするならRTX3060のVRAM12GBがコスパ優秀
- もっと性能上でfpsを求めるならRTX3080(12GB版)
- Meta Quest2よりも高解像度のVRヘッドセットを使うならRTX3090以上を選ぶ
CPU比較
▽画像をクリックで拡大可能インテル(Intel)CPU性能比較記事より 引用:ドスパラの
AMD CPU性能比較記事より 引用:ドスパラの
Intel Coreiがシングルスレッド単位での性能が優秀なのに対してAMD Ryzenはマルチスレッドでの性能が優秀です。
ここ最近総合力ではAMDのRyzenシリーズがIntelよりも優れていたのですが、第12世代のIntelがリリースされ、一気にパワーアップしてかなり実用的になりました。
今買うPCの最低限を考えるとインテルのCore i5-10400がやはり1つのラインになってきます。当時としては第10世代で性能がCore i5と言えど十分な力がありました。
ただ12世代が登場したことにより、10世代i5よりも12世代i3の方が優れているという状況に。価格が気にならなければインテル12世代を選ぶのがベストな選択肢になります。
GPU | CPU |
---|---|
RTX3060〜3060Ti | Core i5-12400以上 |
RTX3070〜3080 | Core i7-12700以上 |
RTX3080Ti~3090Ti | Core i9-12900K以上 |
こんな感じで選ぶとボトルネックになりにくいと思います。正直CPUのおすすめはケチらずに12世代インテルを買うという選択肢です。
💡Core iとRyzenどっちがいい?
コア数スレッド数が多くて並列処理が得意と言われているRyzenですが、実は必ずしも全てのコアを均一にバリバリ使って処理するわけではありません。稼働させるソフトにも依存していて、特にゲームでは概ね6コア前後での性能・1スレッドでの性能が重要になってきます。この条件下では多くの場合IntelのCore iシリーズの方が優れているため、ゲーム目的ならIntelを選ぶのが無難なチョイスになります。
パターン1:今買うならこれが最低限のスペック(マジで最低限)
項目 | 最低限スペック |
---|---|
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Intel core i5-10400または11400以上 AMD Ryzen 5 3600XまたはXT以上 |
![]() |
GTX 1660 SUPER(またはTi)以上 |
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16GB |
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SSD:500GB〜 |
![]() |
550W〜 |
ポイント
VRが出てきたときに「VR ready」というVRが遊べるスペックの基準が公言されました。
「VIVE ready」「Oculus ready」といった基準もありますが、どちらにせよそれらの基準はやや昔のHMDに合わせたスペックや昔のソフトの基準になっています。
それを最低限として鵜呑みにしてしまうと、いざエッチなVRゲームをやりたい時にスペック不足になったり、この先新しいVRゲームが出た時にカクカクになってしまいます。
そこで今回は今の時代に合わせたVRで遊ぶための最低限のスペックを上の表にまとめました。
気をつけておきたいのはこれ未満のGPUを選ばない方がいいこと、そしてメモリは今の時代16GBないと後悔するので16GB以上を選びましょう。メモリは比較的自分で増設するのも楽です。
このPCが該当
LEVEL-M066-124-RJX-Riddle [Windows 11 Home]

項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GTX 1660 SUPER 6GB |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
価格 | 税込142,800円〜 |
入門用で価格を抑えたい場合はこちらのようなスペックをチョイス。12世代i5なのでCPUは必要十分。GPUも1660SUPERで最低限のスペックはあるのでちょっとしたVRゲームやFPSゲームならこいつでも十分楽しめます。
ただ個人的にはこれを買うよりも、もうちょっとお金を出してGPUのレベルを上げた方が無難かと。あくまでも金銭面でこれ以上出せないって人が買う感じになりそうです。
VRAM6GBなので設定を軽くしたり元から軽めのVRゲームなら適度に遊べるレベルですね。
パターン2:今買うならこれがおすすめのスペック
項目 | 最低限スペック |
---|---|
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Intel core i7-10700(K)またはi5-12400(F)以上 AMD Ryzen 7 5800X以上 |
![]() |
RTX 3060〜RTX 3080Ti |
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16GB or 32GB |
![]() |
SSD:1TB〜 |
![]() |
700W〜 |
ポイント
定番のゲーミングPCのスペックがこちら。CPUは10世代のi7でもいいですがやはり12世代の方を選びたいところ。12世代のCorei5またはi7がおすすめ。
GPUに関してはVR向けなのがRTX3060・RTX3080(12GB)・RTX3080Tiの3つです。どれもVRAM12GBでコスパを求めるならRTX3060を、普通のゲームを4K144HZのモニターで遊んだりReverb G2クラスのVRヘッドセットを使うならRTX308012GBバージョン以上を選ぶべきです。
RTX3080はVRAM10GBと12GBの2種類があります。
またこのクラスならメモリを32GBにしてもOK。VRゲームで遊ぶだけなら16GBでも特に問題ありませんが、4Kモニターにゲームを表示しながらVRで遊んだりすると16GBを超えてくることもあります。
このPCが該当
LEVEL-M066-124-RBX-GAMEWITH [Windows 11 Home]

項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット [DSP版] |
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce RTX 3060 12GB |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
価格 | 税込162,980円~ |
12世代Corei5とRTX3060を採用しているスタンダードなゲーミングPC。高画質VRゲームやハイエンドHMDのReverbG2・VIVE PRO2を使わないならこれで十分遊べます。Meta Quest2でPCVRを遊ぶならならこのくらいでもOK。
不安があるとすればメモリが32GBの方が安心できることくらい。一般ゲームもVRコンテンツも上さえ見なければそこそこ遊べるスペックです。まぁケースがちょっとダサいけど……
OMEN 25L
項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Core i7-12700F |
GPU | GeForce RTX 3060 12GB |
メモリ | HyperX 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz |
ストレージ | Western Digital WD_Black 1TB M.2 SSD |
電源 | Cooler Master 内蔵500W ATX電源、80PLUS Bronze |
価格 | 税込189,000円~ |
スタイリッシュなPCケースで人気のOMEN。その中で一番小型な25LはゲーミングPC入門向けにおすすめできる価格になっています。
残念なことに円安の影響を受けてか、コストカットのために電源が500WBronzeに格下げされてしまいました。(前は600WGoldだった)
それと若干容積が小さめなので排熱機能はイマイチですが、自分で簡易水冷に交換して冷え冷えにすることも可能です。(CoolerMasterの簡易水冷など)
GALLERIA XA7C-R38
項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-12700 |
GPU | GeForce RTX 3080 12GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
電源 | 750W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
価格 | 309,980 円(税込) |
ドスパラのPCといえばガレリア。Core i7-12700とRTX3080(12GB)という十分なスペックでVRもMeta Quest2ならガッツリプレイすることができます。
ただReverb G2以上のVRヘッドセットだとちょっとVRAMが足りなくなるシーンもあるので注意。
メモリは16GBですが購入時に32GBにすることもできます。その場合は+16,000円。全体的にそつのないバランスになっているのでVRゲームも4K144hz環境でのプレイも可能な上位モデルになっています。
G-Tune HP-Z
項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i9-12900KF |
GPU | GeForce RTX 3080Ti |
メモリ | 64GB(16GB×4) |
ストレージ | SSD:1TB (NVMe) HDD:4TB |
電源 | 1200W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® PLATINUM】 |
価格 | 439,800円 |
マウスコンピューターのG-Tuneの中でもかなりハイスペックなもの。もっと安いものだと11世代のi9を採用しているやつもありますが、ぶっちゃけインテルのCPUを選ぶなら12世代のものが圧倒的におすすめです。
GPUは3080TiなのでMeta Quest2でPCVRを遊ぶならハイレベルで遊ぶことが可能。VRAM12GBなのでReverb G2以上のVRヘッドセットを使うなら3090を奨励しますがMeta Quest2ならこれで最高クラスの遊びが可能。
デメリットとしては電源容量がモリモリすぎるのとメモリ64GBで若干過剰気味なところ。
パターン3:トップを狙え!ハイエンドスペック
項目 | 最低限スペック |
---|---|
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Intel core i9-12900K |
![]() |
RTX 3090 ~ 3090Ti RX 6900 XT ~ RX 6950 XT |
![]() |
32GB〜 |
![]() |
SSD:2TB〜 |
![]() |
800W〜 |
ポイント
CPUはやっぱりCore i9-12900Kが鉄板。12世代のインテルはマジで優秀です。ゲーム目的ならこれでOK。
GPUも帯域およびVRAMが優秀なRTX3090やRTX3090Tiが理想。Reverb G2やVIVE PRO2でPCVRをするための選択肢として現状では最適かと。
4000番台が発売されればそちらを選んだほうがいいかもしれませんが、現時点では3090(Ti)がベスト。
あとメモリ・ストレージは好みの問題ですね。
このPCが該当
OMEN45L
項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Core i9 12900K |
GPU | GeForce RTX 3090 |
メモリ | 32GB(16GB×2)DDR4 |
ストレージ | Western Digital WD_Black 2TB M.2 SSD |
電源 | Cooler Master 内蔵800W ATX電源、80PLUS Gold |
価格 | 404,500円(価格.com経由) |
OMENシリーズの最高峰。45Lとなっていて25~30L時代の排熱問題をクリアしています。馬鹿でかいけど。
実は管理人が新たに購入したゲーミングPCがこちらだったり。数ヶ月使ってみてかなり満足しています。(セール+クーポンを合わせて36万円台で購入できた)
4K144Hzモニターで「Forza Horizon 5」を最高設定でプレイしてもヌルヌル動く凄さ。Meta Quest2だけでなくReverb G2でも快適にプレイできてグレートです。
ついでによく電源800Wじゃ足りないんじゃないか?と言われていますが、公式のYouTubeでその疑問にも答えていますよ。
→『OMEN 45L』④パーツ&拡張編の6分30分くらいから注目。
GALLERIA UA9C-R39T
項目 | 性能 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i9 12900K |
GPU | GeForce RTX 3090Ti |
メモリ | 32GB DDR5 SDRAM |
ストレージ | SSD:1TB Gen4 NVMe SSD HDD:2TB |
電源 | 1000W 静音電源 (80PLUS PLATINUM) |
価格 | 679,980円 |
ガレリアシリーズの最高峰。GPUに3090Tiを搭載しているので馬鹿みたいに高いです。ロマンです。
4000番台の発売を待った方が多分よさそうですが、それでも待てない人向け。ロマンしかありません。
どこの通販ショップ(BTO)がおすすめ?

BTOとは受注生産のことで、PCを組み立てて配送してくれる通販ショップのことを意味します。今回は王道のBTOショップをいくつか紹介しますね。
ドスパラの評判は悪い?

ネットでパソコンの通販ショップに関する情報を調べるとしばしば
「ドスパラはやめておけ」
「ドスパラは不評らしい」
みたいな書き込みを目にすることがあると思います。実際Twitterなんかで検索するとそんなつぶやきを見かけます。
ドスパラが不評な理由は過去にPCのパーツを偽装して販売し、バレてもバックれたりと対応が良くない事があったんですよ。
ドスパラの対応が最悪でネタでしかないSSD Z1事件(別サイトに飛びます)
ただ最近はそう言った悪い話は聞かないしコラボPCもいくつか販売しているため手抜きはしていないはずです。
そもそもどこのサービスでもハズレ製品を引く可能性はあるので神経質になりすぎるのもよくないです。
結局はタイミング次第
ゲーミングPCは「ガレリア」でも「レベルインフィニティ」でも「G-GEAR」でも「OMEN」でもいいんですよ。
結局タイミングとセールによって本当に価格が変わってきます。
15万ちょっとでかなり優秀なPCを購入できる時もあるし、時期が悪いと2021年のようにグラボが価格高騰してPCが値上げしてしまうことも。2022年は円安の影響で再び値上がり傾向になりそう。
安心安全という意味なら今は「パソコン工房」と「TSUKUMO」の2つの通販サイトが評価いいです。
その中でも「パソコン工房」は初心者に特におすすめしたいかも。あとは「フロンティア」が時折セールでかなり安く3060や3080搭載PCを購入できます。
ただし安くなっているのは格安パーツを使っている可能性も否定できないので注意。
Amazonはどうなの?
正直あえてAmazonで購入するのはおすすめできません。自分で判断できないと普通にぼったくられるものもあります。
OMEN25Lがセール時にAmazonで安く買えたりもしますが、初心者はBTOで人気シリーズを購入した方が間違いなく安心です。
FANZAでセール開催中!
S1キャンペーン2023が開催。第6弾は対象動画が6月2日まで30%OFFとなっています。VRは21作品が対象。
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KMP他45メーカー合同30%OFFセールが開催中です。対象動画が5月31日まで30%OFFになっています。VRは3,800作品が対象なので盛り盛りセールです。
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お得なデジタルギフトが勢揃い。VR動画を福袋感覚でゲットできる商品が販売中です。
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また同時に5月31日までブランドストア30%OFF(毎週更新)が開催中。こちらもチェックしておくといいですよ。
アダフェスでもセール中!
アダフェスで定番のプレステージセールが開催中。対象動画が6月1日まで50%OFFになっています。VR全88作品が対象です。
アダフェスで新たな連動グッズが登場。格安のROCKETシリーズから乳首向けのグッズ「LOVERS ROCKET」がリリースされました。4つのセット商品が5,980円で用意されています。
どちらかといえば女性向けのローターですが、男性もケツ穴確定して使うことが可能。4DMEDIA PLAYERやlovespouseといったアプリで使用することができます。
まとめ:PCVRのためのパソコン選びはGPUを中心に
- 0からPCVRを始めるなら約20万は最低でも用意しよう
- 最低限のGPUはGTX1660 SUPER(今さらそれ未満を買うメリットは薄い)
- 可能ならGPUはRTX3060〜RTX3090にしよう
- VR向けのGPUはRTX3060・3080(12GB)・3090
- 通販ショップを自分で何件か探ってセールをうまく利用すること
- 2022年になってグラボが値下がり傾向に
- ただし円安の影響でまた何かが値上がりしそう
一般的なパソコンとゲーミングPCの違いはグラフィックボードにあります。
パソコンを選ぶときはGPUを中心に通販サイトを睨めっこして、「これだ!」と自分で納得できる性能と価格のものを選びましょう。
ということで次の記事ではPCVRで遊ぶためのVRゴーグル(HMD)の選び方を紹介していきます。
- PCVR入門の書①:アダルトVRゲームに必要なPCスペックと選び方まとめ←イマココ
- PCVR入門の書②:HMD(VRヘッドセット)の選び方 トラッキングや解像度の違いなど

月額見放題に入会するメリットは主に2つ。
遥かに安い
古い作品は画質やアングルが微妙なことも‥=見放題なら購入して失敗する心配がない
一方でVR見放題唯一のデメリットはというと…
発売後1年経たないと見放題対象に追加されない(FANZAの場合)
VRは進化速度が凄まじいので、数年前の旧作は微妙かもしれません。
ですが2022年の今、これから追加されていく2021年の動画は完成度が高く即戦力になるものが多い!
おすすめ度 | |
作品数 | |
クオリティ | |
対応デバイス | スマホVR/PCVR/Meta Quest2/PSVR |
月額料金 | ¥2,800 |

おすすめ度 | |
作品数 | |
クオリティ | |
対応デバイス | スマホVR/PCVR/Meta Quest2/DPVR-4D/SKYWORTH-4D |
月額料金 | ¥2,980 |

おすすめ度 | |
作品数 | |
クオリティ | |
対応デバイス | スマホVR/PCVR/Meta Quest2/DPVR-4D/SKYWORTH-4D |
月額料金 | ¥1,980 |