アダフェスの+1D連動に対応した亀頭を刺激する男性向けロータータイプが改良されて帰ってきました。その名も『ROCKETⅡ』。
元々激震オナリズムがベースになっている「ROCKET+1D」という安い連動グッズがあったのですが、こちらはすでに生産終了となっていました。この「ROCKET+1D」を改良したのが今回レビューしていく『ROCKETⅡ』です。
実は旧作「ROCKET+1D」、うちのサイトでレビューしたことあるのですが……ぶっちゃけ全然合わなくて気持ちよくないという結果でした。
いわゆる安かろう悪かろうの典型というか、それ買うなら普通のハンドオナホール買った方がずっと気持ちいいし連動したいならA10サイクロンSAの方が全然マシだよね!って結論を出した過去があります。
さて、今回も正直なところ期待していないのですが、値段が安くお手軽に入手しやすいため、1D連動デビューする人に向かって真剣に「これおすすめだよ」と言えるモノなのかズバッと自腹レビューしていきますね。
ROCKETⅡの機能解説
まずはROCKETⅡのスペック・機能を紹介していきます。いわゆるカタログスペックです。
カタログスペック
項目 | 内容 |
---|---|
寸法 | 13.8cm × 7.5cm × 6.5cm |
重さ | 280g |
連続稼働時間 | 約60分(目安) |
充電時間 | 2時間 |
ROCKETⅡは完全防水ではありません。水洗いで洗浄することは不可能です。
振動の種類
連動モード
ROCKETⅡの振動モードはまず大きく分けて2つ。単体で使うモードと連動モードがあります。公式でそんな名前は付けられていないのですが、便宜上勝手にそう名付けているだけです。
連動モードはBluetooth環境がある時に4DMEDIA PLAYERで接続すると自動で切り替わるので、実質ユーザーが本体で切り替えられるのは「単体利用向けの7パターンの振動周波数モード」の方です。
ROCKETⅡは7種類の振動パターンが搭載されているので純粋に種類が増えました。公式ページには今回このような振動の説明が書いていないのでROCKET+1Dの公式説明から引用させていただきました。
言葉で説明するのは難しいのですがROCKETⅡのモードを言語化すると
- 弱・中・強の一定振動のモード(弱でもそれなりに強い刺激)
- 連続モード
- ランダムっぽく(実際はランダムではない)振動強弱を切り替えるモード
みたいな感じですかね。要は強弱交互モードのパターン・種類が増えた感じな気がします。
連動のやり方
ROCKETⅡを動画と連動するやり方を説明します。ただしアダフェスの+1D連動は別の記事で基本を全て押さえているので、そちらを読んだ方がより詳しい全体像が見えてきます。
用意するもの
- ROCKETⅡ
- 4DMEDIA PLAYER(スマホ版/Windows版)
- 視聴デバイス(スマホVR/DPVR-4Dシリーズ/PCVR)
デバイスはBluetooth4.0以上の環境に対応している必要あり。
4DMEDIAPLAYER
L.A.B Inc.無料posted withアプリーチ
用意するのはこの3つ。VRで視聴する前提で説明していますが、2D動画で連動するときもほぼ変わりません。
実際にROCKETⅡを4DMEDIA PLAYERで連動する
手順 | 画像 |
---|---|
ROCKETⅡのボタンを長押しして電源をONにする。 | |
視聴デバイスで4DMEDIA PLAYERを起動して動画を再生する。メニュー右下のBluetoothアイコンの項目を開く。 | |
Bluetoothアイコンの項目から[ROCKET]を選択するとROCKETⅡに接続できる。メニューUIの表示を消すと振動するようになる。 |
ROCKETⅡのレビュー
それでは実際に管理人が自腹購入したROCKETⅡを忖度なく暴いていきます。
開封
まずは開封していきます。配達は佐川でした。電動オナホが入っているということが外部からバレないとは思いますが……
- ご依頼主:LiveCity
- 品名:電子機器
と書かれているためアダルトVR界隈にかなり詳しい人が配達していたら「あっ…(察し」となる可能性は否定できません。まぁバレたからなんだって話ですが、完全に隠されているわけではないということ。
段ボールの中身を見ていきましょう。開封すると保証書が置いてあって、さらに紙の緩衝材で中を保護しています。
DPVR-4Dの時やROCKET+1Dの時はスペースが空いていて運送時に余裕でガタガタ動くレベルでしたが、今回はスペースがなくギシギシなのでそこは改善されています。
シートが被せられていてようやくご対面。一旦これを取り出して底を見ていきます。
敷き詰められた紙の緩衝材。ペラッペラの紙ではなく一応ちゃんとグシャグシャにすることで厚み出ています。
ダンボールから取り出したROCKETⅡの外装がこちら。続いてはこの中身を確認していきます。
同梱されているものを確認
- ROCKETⅡ本体
- 保証書
- 取り扱い説明書
- 充電ケーブル(USB-A to マグネット)
中に入っているものは全部でこれだけ。保証書や説明書はともかく、本体と充電ケーブルを見ていきましょう。
個人的にROCKETシリーズのユーザビリティを下げていると思っているのがこの充電ケーブル。専用マグネットがどんなデメリットをもたらしているのか考えます。
ちょっと衝撃を与えるとズレて充電されない
使っていて主にこの2点が気になるんですよ。
まず1つ目のUSB-Aの差し口を1つ消費する件。これは例えばUSB-Cケーブルなら普段から使っているケーブルで余っているのを挿し込めばすぐに解決できます。しかし今回のように専用端子だと充電用にそれを1つ用意しておかなければいけません。
USB-Aの差し口が余裕で余ってるなら気にならないのですが、結構キツイ人もいると思うんですよね。
こちらのようにUSBに対応している電源タップを所有していて枠が余っているならいいけど、そうでない人はPCに挿して充電することになるから利便性は低くなりがちです。
このマグネット式は粘着力が弱く、ちょっと刺激を与えるとズレてしまい充電ができなくなってしまうのも利便性低下の要因になっています。
ポイってベッドに投げたら絶対ハズれますからね。A10ピストンSA+PLUSのようにUSB-Cなら間違いないんですが…。
ROCKETⅡ本体を見ていく
こちらがROCKETⅡ本体。今回はブラックかつテカテカなので反射がめちゃくちゃ目立つ仕様。そのため画像は少し加工済みです。
裏側をペロッと開口してみました。この辺りはほとんどROCKET+1Dの時と変わらない触り心地と見た目。
でもちょっと柔らかくなってる気がするような…?ROCKET+1Dは合わなかったからもう手元にないんですよねぇ。なんかROCKET+1Dはこのペラペラ部分も硬くて微妙だったから、それと比べればマシになってるかも。なんかそんな気がしてきました。
ここにペニースを挟むわけですが、実際にポロンとするわけにはいかないのでポンプを挟んでみました。
▲GIF
ROCKETⅡに限らず他の連動オナホールやグッズは、連動せずとも単体で使用できます。A10ピストンSAやTheHandyは連動しなくても普通に気持ちいいんですけど、それらの電動オナホってピストンタイプなんですよ。
ROCKETⅡは振動タイプなので、そこんところどうなの?って話。ROCKET+1Dの時はマジで全然気持ちよくなくてすぐに使うのやめたレベル。それがROCKETⅡになってどう変わったのか、実際に使って暴く時がきました。
実際に使った感想
挿入ではなくティンポをセッティングすると言った方がシックリきますね。ペラペラをぐわっと広げてそこにセッティングする。
で、振動パターンを一通り試しました。というか3日かけてじっくり試しました。その結果、Myティンポがどんな判決を下したのかというと…
途中で緩くなるタイプの振動パターンは微妙
射精感が来なすぎる
自分でまともにピストンできないのが辛い←上位グッズとの決定的な違い
ちょっと気持ちいい角度と当て方はあるが安定しない
結局最後はマイハンドで終わらせた
ROCKET+1Dより改良されている(と感じた)
連動機能と振動の相性はよくない
強振動の時の音が大きくて響く
なんとなく以前ROCKET+1Dを使った時よりはいい感じなんですけど、上位の連動オナホール(A10サイクロンSAやピストンSA)と比べて決定的に足りない要素がもろに出ました。
それは腰振りピストンがほとんどできないという点。ROCKETⅡの構造上、腰振りピストンは難しく、ゆるーくピストンすることしかできないため、もどかしさを感じてしまうというもの。腰振りピストンができるならもうちょっと使いところがあるんですけどね。
大きくて重くてしっかりしているA10サイクロンSAやA10ピストンSAはその点もっとピストンすることができます。やはり盛り上がってくると自然と腰を動かしてより快楽を求めようとするのが男性の本能ですから。それを縛りプレイするのは大きなマイナス要素です。
使ってみて確信したのは、A10ピストンSA+>A10サイクロンSA+>ROCKETⅡだということ。値段が使いやすさや快楽度に比例しています。大きさや重さも比例しているのはご愛嬌ですが、A10ピストンSA+が個人的には圧倒的におすすめできる。
値段高いけどその分クオリティも高め。管理人も愛用中。TheHandyも使うけどメインはA10ピストンSA+です。
結論:ROCKETⅡはROCKET+1Dより少し良くなった気がするものの、電動グッズの中で比較するとA10ピストンSA+には遠く及ばない。気持ちよさや利便性だけでいったら2,000~3,000円の定番オナホールで十分とも言える。よってあまりおすすめとは言えない。振動系が好物かつ連動に興味があるならワンチャンあるが…、基本的には上位の連動グッズを買った方が楽しめる確率が上がる。
評価まとめ
ROCKET+1Dよりは良くなってる(と思う)
腰振りピストンできないもどかしさ
連動機能と振動の合わなさ(特に挿入シーンは違和感あり)
気持ちよさを求めるなら定番オナホールでいい
水洗いできないのでメンテナンスがひと手間
振動強い時は音が意外と大きいので注意
連動できるできないに関わらず、電動オナホ・電動グッズというものは1万未満で優れた商品マジでないんですよね。
そういう意味で基本的には電動オナホにコスパを求めるのは間違っていると言えます。電動系は2万円くらいがスタートライン。それくらいお金を払えないならほとんどの人にとって普通のオナホールを買った方が気持ちいいしお財布にも優しいんですよ。
もちろん激震オナリズムが好きだった人、振動系が好きな人、連動が気になる人が体験として買うならそれはそれでOKです。
購入はこちら
- NLSで購入する(7,920円)
- アダルトフェスタで購入する(6,980円)
国内連動グッズを確認する
グッズ | 特徴 |
---|---|
マイコドス (生産終了) |
おすすめ度: 解説 元祖連動グッズ。現在は生産終了しているので候補外。 |
A10サイクロンSA (生産終了) |
おすすめ度: 解説 VORZEが開発した最初の連動グッズ。横回転式の電動オナホで+1D連動が可能。 なお、現在はブラッシュアップ版のPLUSが販売されているため、旧版のこちらは生産終了。 |
A10サイクロンSA+PLUS | おすすめ度: 解説 A10サイクロンSAをマイナー改良したもの。オナホールも付いてくるお得なセット。 円安の影響で値上げしてしまったものの、回転式の中で性能は抜群。+1D連動の定番商品。 |
A10ピストンSA (生産終了) |
おすすめ度: 解説 その名の通りピストン式の電動オナホで+1D連動が可能。 連動グッズの中でも高額だが、そのポテンシャルも最上々。ただし本体がデカいのが玉に瑕。 現在はブラッシュアップ版のPLUSが販売されているため、旧版のこちらは生産終了。 |
A10ピストンSA+PLUS | おすすめ度: 解説 最高級のピストン式電動オナホが2023年夏にリニューアルされて帰ってきた。 +1D連動機能はもちろん健在だが、モーターの性能が上がったり充電端子がUSB-Cに変わって利便性が大幅アップ。ただし連動グッズの中で最高額。管理人も愛用中。 |
U.F.O.SA (生産終了) |
おすすめ度: 解説 男性も女性も使えて乳首を刺激する連動グッズ。 チクニー用に最適でコレを超える乳首系グッズは現状無い。 定番だったがTWが発売されたことによってこちらは生産終了。 |
U.F.O.TW | おすすめ度: 解説 2021年冬に発売。本体がコードレス(無線)+防水対応になってめちゃくちゃ使いやすくなったハイエンドモデル。値段が高い。 |
ROCKET+1D (生産終了) |
おすすめ度: 解説 最も安い連動グッズ。「激震!オナリズム 」がベースになっている。 オナリズムとの違いは連動が可能になった事。振動系なので合う合わないが人によって顕著にあらわれる。 2022年に生産終了となってしまった。 |
ROCKETⅡ | おすすめ度: 解説 2024年に新登場したローター。ROCKET+1Dの後継機種でパワーアップしたもの。振動パターンが5から7に増えているが、気持ちよさという意味では上位機種には敵わない。価格は最安クラス。 |
LOVERS ROCKET | おすすめ度: 解説 2023年に連動グッズの仲間入りを果たしたローター。女性用ではあるものの男性のケツ穴に使うことも可能。 値段が税込約7,000円と連動グッズにしてはお手軽で買いやすい。 |
海外連動グッズを確認する
グッズ | 特徴 |
---|---|
Fleshlight Launch (生産終了) |
おすすめ度: 解説 オランダ発のピストン式連動オナホール。有志のCSVを利用して連動させることが可能。装着できるオナホールならなんでもOKだが残念ながら生産終了。 |
KEON | おすすめ度: 解説 Fleshlight Launchが終了したことにより新たにこちらのグッズが登場。後継機だが人気はイマイチか。イクノガマンVRと連動可能。 |
THE HANDY | おすすめ度: 解説 2021年に作られたノルウェー産の連動オナホ。こちらも比較的新しい電動オナホであり、かなりスタイリッシュで小柄な品になっている。イクノガマンVRと連動可能。海外製なら今はこれが一番勢いがある。管理人も愛用中。 |
Lovenseシリーズ | おすすめ度: 解説 Lovenseシリーズはオナホに限らず電マ・コックリングバイブ・ローターなど種類が豊富。オナホは吸引タイプがメインでそんなにおすすめはできない。 |
性能も値段もKINGクラスですが現行最高峰の電動ピストン式オナホがここに爆誕です。管理人も愛用中。
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 64,900円(税込) |
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 32,890円(税込) |
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 50,820(税込) |
電源が有線専用なのとアダフェスと公式方法では連動できないのが初心者には少しネック。管理人は結構お気に入り。
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 29,000(税込) |