電動オナホールの中でも最高級クラスに位置付けされている「連動オナホール」。その中でも国内産で最もメジャーなのが、RendsのブランドVorzeから販売されているA10ピストンSAとA10サイクロンSAです。
一方で海外産はどうでしょう。Fleshlight Launchが生産終了してから月日が経ち、じわじわと確実に人気を獲得しているのがThe Handyです。Buttplugに対応しているので連動環境があればA10サイクロンSAと同じように使うことができます。
VRと特に相性がいいButtplug対応の連動オナホール。その中でも人気の1つであるThe Handyを今回はレビューしていこうと思います。
The Handyの開封と付属品チェック
それでは早速開封して付属品チェックやA10サイクロンSAとの大きさ比較などをしていきましょう。
開封チェック
今は日本で代理店が取り扱っているのでAmazon Japanで購入することができます。Handyの公式サイトから買わなくてもOK。
で、届いたのがこちらの段ボール。さらに外装でAmazonの紙袋が入っていましたが、そちらはすでに剥いだ状態です。
段ボールを開けると中にHandyの箱が入っています。プチプチ君をとって箱から出してみます。
ケースの見た目的には性なるオモチャに見えませんね。
箱を開けるとこんなふうに本体が入っていました。
付属品チェック
- The Handy本体(ベルト付き)
- 付属オナホール
- 電源ケーブル
- ACアダプタ
- 説明書(英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語)
ケースの中にあるものを全て取り出してみました。基本的にこれ1セットあればそのまま普通に使えるようになっています。
ただもちろん連動するためにはスマホだったりアプリだったりWi-Fi環境だったりが必要になるので注意。
サイズ/重さチェック・比較
The HandyとA10サイクロンSAを並べてみました。縦の比較・横の比較にどうぞ。
縦の比較
- The Handy:23cm
- A10サイクロンSA:30cm
横の比較
- The Handy:13cm(オナホ部分も含む)
- A10サイクロンSA:11cm
見た目のコンパクトさはThe Handyに軍配。ただ横の幅の取り方はオナホール部分を含めるとそこそこ幅をとります。本体だけなら7cmくらいなのでそんなに大きくないですかね。
最後に体重計で測った実測値の重さ(アバウトです)を比較。
重さの比較
- The Handy:約0.7kg
- A10サイクロンSA:約1.4kg
約2倍の差があります。手に持った感じだと2倍以上の重さに感じるのでThe Handyの軽さは魅力的ですね。
取り回しの良さではA10サイクロンSAよりも勝っていると言っていいでしょう。
The Handyを連動するための準備
The Handyはそのままでも使えないことはないですが、やはり連動機能を使ってこそポテンシャルを発揮します。そこで今回は連動するまでの流れを実際に画像付きでやっていこうと思います。
アプリをインストールする
Handy Connect
Sweet Tech as無料posted withアプリーチ
まずはこちらのHandy Connectというアプリをスマホにインストールしましょう。
- The Handyのアップデート
- 連動機能
- リモートコントロール
- ランダムストローク
こういった機能が解禁されるのでもはや必須とも言えます。
スマホとHandyを繋げる
青色点灯はこんなふうになります。
Wi-Fiに繋げる
ステップ(拡大可) | 解説 |
---|---|
【Setup Wi-Fi】をタッチする。 | |
ルーターのパスワードを記入して接続する。 |
自分のWi-Fiルーターを選択する。|
Access keyの横の【Copy】をタッチする。(このキーはあとで使う) | |
本体の「ー」ボタンを2回押してランプが紫になるのを確認する。(電源オフにした後再びオンにしてボタン1回でもOK) | |
Handyverse Remote Controlのサイトへ飛ぶ(ブックマーク推奨/スマホ・PCどちらでもOK) | |
上の【Connect】をタッチし、先ほどコピーしたAccess keyを貼り付けて下の【Connect】をタッチする。 | |
サイトとの連携完了。次回からは上の【Connect】だけで連携できる。初回はアップデートをタッチする。 |
アップデートが完了すると「Your Handy is up to date.」と表記されます。
リモートコントロールやランダムストロークをする
サイトの左上にある「≡」(メニューバー)をタッチすると機能を使えます。とりあえず今すぐ使ってみたいならランダムストローク。
実際試してみたらシュコシュコめちゃくちゃ早くなったりゆっくりになったり。緩急がすごいですね。
https://twitter.com/adultvr_lab/status/1653133386662424576?s=61&t=OO63VAXATNClyU1-TcGoBg
Handyとコンテンツを実際に連動させる
The Handyで連動する時、A10サイクロンSAのようにアダフェスの動画を4DMEDIA PLAYERで簡単に連動できるわけではありません。
ただしButtplug対応となっているゲームならA10サイクロンSAのようにサクッと連動することができます。また、有志のプレイヤーやfunscript(連動信号ファイル)を用意すれば連動することができます。
今回は実際に管理人が今持っているコンテンツを使って連動していきます。
ゲームと連動する
イクノガマンVRと連動
https://twitter.com/adultvr_lab/status/1653544090049605632?s=61&t=QqWW8G6mkTxEpRm5gkTR3A
Buttplug対応のVRゲームで最もおすすめなのがイクノガマンVR。
公式で対応しているので、MODを導入する必要がありません。すぐに連動することができます。
Buttplugで連動する時はBluetoothを使った連動になるので、The Handyの「ー」ボタンを押して青色にランプを切り替えます。
この状態でゲームの設定から「接続」をクリックすればあとは自動で連動してくれるので簡単です。デスクトップ版でもVR版でもやり方は一緒。
コイカツサンシャインと連動
すでにMOD導入はこちらの記事で紹介しているので細かい説明は省かせていただきます。すでに連動用のMODを導入しているならThe Handyを青色モードにするだけで簡単に連動することが可能。
https://twitter.com/adultvr_lab/status/1653758705090048000?s=21&t=QqWW8G6mkTxEpRm5gkTR3A
大好きなあのキャラのそっくりさんに手コキされたり騎乗位でリードされたり、実際にプレイしている体験をすることができます。
今回はわかりやすくするためにデスクトップでプレイしていますが、実際はVRで同じようにできますし、なんならカラーパススルーを使って現実世界に召喚して連動することも可能ですね。
無限の拡張性を秘めているのがコイカツサンシャインです。抜き目的のVRエロゲはまずここから。
動画と連動する
アダフェスの動画と連動
アダフェスの動画と連動するためにはちょとした手順を踏まないといけません。そのままA10サイクロンSAのように4DMEDIA PLAYERを使えるわけではなく、有志のプレイヤーを使いましょう。今回管理人が使うのはToysPlayerです。
こちらの記事でも紹介しているのですが手順はこんな感じ。
- PCで4DMEDIA PLAYERを起動してアプリ内で動画をダウンロードする
- 「afesta2csv」でcsvファイルを摘出する
- 摘出したピストン向けcsvファイルを「csv2funscript」でfunscriptファイルに変換する
- 「Side Quest」を使ってMeta Quest内の指定フォルダに動画ファイルとfunscriptファイルを転送する
- ToysPlayerで連動して動画を再生する
ToysPlayerはMeta Quest版もリリースされ、Meta Quest単体で連動グッズと連動できるようになりました。Meta Quest2/Proを持っているユーザーは使ってみるのもありです。
ToysPlayerはTheHandyとWi-Fiで接続するため「接続キー」を使います。アクセスキーの出番です。
ToysPlayerで連動する時は紫色のモードにしましょう。こちらがWi-Fiで連動するモードになっています。
同人のアニメ系動画と連動
FantiaやPatreonなどの支援系サイトには無料または有料でfunscriptを提供している個人の方々が存在します。
今回は「EroScript」という海外サイトから1つチョイスしてみました。『(SANDWICHWORKS) Treasure Hunt Summer Vacation Pt.2』と書いてありますが日本語タイトルは『たからさがしのなつやすみ【中編】』ですね。DLsiteで購入できます。
上のリンクからfunscriptの作者のページに飛び、さらにそこからPatreonに飛んで月額$3の支援をするとfunscriptをダウンロードすることができます。
DLsiteで購入した動画ファイルとPatreonで入手したスクリプトファイルが揃ったら次はプレイヤーを準備します。今回はじょーかれん氏の「HandyBLEPlayer」(無料)を採用しました。
Bluetoothで接続するのでTheHandyは青色モードにします。その状態でプレイヤーを起動すればButtplugで接続が完了。まぁ順番は逆でも大丈夫ですかね。
あとは動画ファイルとスクリプトを同一フォルダに入れた状態で、【登録】ボタンをクリックして動画ファイルスクリプトファイルをドラッグ&ドロップすればOK。
登録したら動画を再生するだけです。
https://twitter.com/adultvr_lab/status/1653757301734649858?s=61&t=QqWW8G6mkTxEpRm5gkTR3A
まぁ個人がそれぞれ様々なスクリプトを製作しているのもあって、当たり外れがあるのは間違いないと思います。
日本のサイトでは動画だけでなくASMR系の音声も様々なスクリプトが無料・有料で公開されているので探してみるといいですよ。
使ってみたレビュー/感想まとめ
ピストンの動きが滑らか
実用性○
充電切れの心配なし
ベルト部分の改造が必要になることも
有線専用のためケーブルが気になる
本体ベタベタになりがち
コンパクトで腕が疲れづらい
A10サイクロンSAやA10ピストンSAとの違いはやはりコンパクトな設計になっていること。実物を見たり手に持つとわかるのですが、A10シリーズはやはり大きくて重いのが難点です。
特にA10ピストンSAはほぼスタンド必須であり、快適にプレイするなら追加料金でスタンドベーシックやスタンドアームを買う必要があります。
その点、The Handyは連動オナホールとしてそこそこ小さめなのでスタンドを使う必要なく普通に使用できました。
ピストンが滑らかに動き気持ちいい
ピストンの動きがしっかり滑らかに動いてくれるので電動オナホールの類の中でもかなり気持ちいい部類に仕上がっています。
電動オナホールといえば1万円未満の安物を買えば9割はハズレ。そんな「安物買いの銭失い」が蔓延する世界です。正直電動オナホールはRendsのA10シリーズ(ベーシック含む)くらいしか今は選択肢がないレベルなんですが、そこに一石を投じるような出来の良い電動オナホールと言っていいでしょう。
なぜ今海外産の連動オナホールでTheHandyが人気あるのか。その理由が手にとってみて改めて理解できました。3万円と確かに安くはない値段ですが、それ相応の価値があると断言できます。
充電式ではなく有線専用なのが想定外だった
ここからはちょっとデメリットやマイナス要素に触れていこうと思います。まず入手してビックリしたのがTheHandyは有線専用の電動オナホールだったこと。
自分がこれまで使ってきたA10シリーズとかその他電動オナホールってどれも充電式の電動オナホールだったんですよ。
それでThe Handyもアダプタに繋げて充電(しているつもり)でケーブル抜いていざ使おうとしたら無反応。ナンジャコリャーと説明書読んだら有線専用って書いてあってビビりました。
そう、Handyはアダプタに繋げっぱなしで使わなければいけません。なので本体から伸びているケーブルが少しだけ気になるシーンもありました。
A10サイクロンSAがMicroUSB端子の充電式なので、ここは明確に仕様が異なるポイントとなっています。
付属オナホはシンプルに微妙
最初から付属しているオナホールは無機質なイボイボが乱立しているだけでフニフニなオナホールです。
とりあえずレビューするためには必要だと思って使ってみたのですが、ぶっちゃけすぐに外しました。連動によって気分が高まっているのですが、刺激が微妙すぎて昂る気持ちに追いついていない残念なオナホールですねこれ。
海外特有の大雑把な作りになっているので普段から日本の良質なオナホを使っているとこれでは間違いなく物足りなさを感じてしまいます。
自分のオナホを使うには相性問題や改造問題がついてくる
付属オナホがダメダメなので自分でオナホを用意する必要があります。A10シリーズなら専用オナホールが何種類も用意されているので色々気軽に試せるのですが、Handyはオリジナルをセッティングしなければいけないので選択肢がかなり広いです。
これはメリットでもありデメリットでもあります。相性の良いオナホールをセッティングできれば当然気持ちいい。ですが自動ピストンに向いてないオナホールだと微妙になってしまいますね。
それとオナホールの大きさや柔らかさによっては安定しなかったり、うまくセッティングできなかったり。
それなりの大きさまで対応できるようになっているのですが、大きいやつや曲がったやつで安定感を出すのは難しい。そこで自分でベルト部分を改造する必要が出てくると。
拡張性があるという見方もできますが、自分で準備しなければいけない面倒臭さもあるのでその辺りはA10シリーズの方が優秀と言えるかもしれません。
今回はHON-MONO KAZUNOKOをセットして使ってみましたが、気持ちイイけどパンチ力が足りなくて最後の射精までなかなか到達できないむず痒さがありました。気持ちイイけど。
あとバランスの問題か、挿入時のストロークが奥までいきづらいような気もします。相性の良し悪しが如実に表れてる気がしますね。ソフトで柔らかいやつよりはある程度まっすぐ固定できるくらいの素材のオナホの方がいいかもしれません。
超ソフトなやつをセッティングする時は工夫が必要。まっすぐなやつでハード素材なほどセッティングはしやすいかも。
ローションで全体がベタベタになりがち
使ってみて思ったのがA10シリーズと比べて広範囲にローションが拡散されるということ。これは構造の観点から仕方ないのですが、外側にオナホールをセッティングするThe Handyはローションの飛び散り具合の被害が広くなってしまうデメリットがあります。
A10シリーズなら中にオナホールをセッティングするのでローションの飛び散りはある程度抑えられるのと、メンテナンスがしやすいような作りになっていてこの点はA10シリーズが本当に考えて作られているのだと感心しましたね。
総評
総合評価はAA(星4.5)に決定。A10シリーズとバリバリ戦える海外産の連動オナホールと評価して問題ないでしょう。
A10シリーズの場合は国内動画、つまりアダフェスの動画と簡単に連動することができるメリットがあります。4DMEDIA PLAYERを使えばいいだけなのでこういった話が苦手な初心者でも比較的簡単に使うことができます。
一方でThe Handyはちょっと手間がかかりますが、有志のツールやプレイヤーを使えば問題なく連動させることができます。
約3万円でこのレベルのピストン式連動オナホールを購入できるのはコスパの概念からも優秀。回転式のA10サイクロンSAを持ちつつ、ピストン式にA10ピストンSAではなくTheHandyを選択するのも全然ありですね。
ピストンの方式が異なるのでこれまたどっちも持つという選択肢もありですが…。どちらにせよThe Handyは海外産の電動オナホールの中でもおすすめできるものになっていました。
購入はこちら
- Amazonで購入する(29,000円)
性能も値段もKINGクラスですが現行最高峰の電動ピストン式オナホがここに爆誕です。管理人も愛用中。
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 64,900円(税込) |
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 32,890円(税込) |
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 50,820(税込) |
電源が有線専用なのとアダフェスと公式方法では連動できないのが初心者には少しネック。管理人は結構お気に入り。
気持ちよさ | |
小ささ | |
軽さ | |
価格 | 29,000(税込) |