ILLGAMESの『ハニカム(Honey Come)』は公式でVRプレイすることができません。マジでいい加減にしろ!と怒りたいところですが、待っていていもVR対応にするつもりないのでしょう。
有料追加パッチであるハニカムドルチェが発売され、セット商品のコンプリート版が出たのでこれ以上大きなアップデートはない可能性が高い。
ギリギリの資本で運営しているのか、スタジオも有料(ドルチェに付属してくる)なのでILLGAMES結構キツイのかなと。あまり期待しすぎてもダメなのかもしれない。
なので有志の作ったハニカムVR化MOD「VRTrial」の導入方法とそれを利用してVirtual Desktopでクロマキー処理をするパススループレイのやり方を今回は紹介していきます。
MODの導入は自己責任です。導入することで何か不都合なトラブルが起きたとしても全て自己責任であり、メーカーや当サイトには一切の責任がないものとします。また、不具合が起こった時にメーカーへ問い合わせをすることは絶対にやめましょう。MODを利用して作ったキャラを公式アプロダへ登録するのも絶対にダメです。
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ハニカムをVR化するMOD「VRTrial」を導入する手順・やり方
ハニカムをVR化するために必要なものをまずは確認します。
これらを準備しながら、VRで遊べるようになるまでを紹介していきますね。
ハニカム本編
当然ですがVR化するためにはゲーム本体が必須です。アペンドであるドルチェの有無に関わらずハニカムは各自用意しましょう。
どーせ買うなら本編とドルチェが一緒になっているコンプリートセットの方が少しだけ安くお得に買うことができます。
公式サイトにアップデートパッチがあるので、まずはそちらを導入してゲームを最新版にしておきましょう。
BepInEx 6.x Unity IL2CPP for Windows (x64) games

BepInExはMODを動かすためのフレームワークですね。BepInExはIL2CPP向けのものを採用しましょう。

BepInExをダウンロードしたら7zipやWinRARなどで解凍し、ハニカムのインストールフォルダに入れます。
左がハニカムのインストールフォルダ、右が解凍したフォルダの中身。この左側の画像は既に全て入れた後のものなので紛らわしいのですが、画像の通り解凍して出てきたフォルダの中身を全部インストールフォルダに入れます。
ところで一応触れておくと、Unityはスクリプティングバックエンドとして「Mono」と「IL2CPP」をサポートしています。多くのゲームが「Mono」なのですが、ハニカムは「IL2CPP」です。
これの何が問題なのかというと、「IL2CPP」はセキュリティが高い反面、解析が難しいのでMOD環境の構築が難しいということ。これまでの既存のゲームと比べてハニカムのMODが出回らない理由がこれ。イリュージョンの『ROOMガール』も同じ理由です。
ここから考えられる企業側の意図は「テメーらコイカツやハニセレで版権モノを自由にぶっ込みすぎや!ワイら訴えられたくないからセキュリティ高めるためにIL2CPP採用したったわ。あ、ついでにブランド名変えま〜す。」ってこと…かもしれません。我々はヤりすぎたのだ。
ハニカムVR化MOD「VRTrial」

ダウンロードしたらこちらも解凍していきましょう。解凍して出てきたフォルダをドラッグ&ドロップしてハニカムのインストールフォルダに入れます。

VRTrialフォルダの中にある「BepInEx」フォルダと「HoneyCome_Data」フォルダを画像のようにピョイっとやりましょう。
SteamVR

SteamVRをダウンロードする(Steamの登録が必要)
ハニカムをVRMODで遊ぶにはSteamVRが必要です。
ほとんどの人が既にSteamVR環境を準備していると思いますが、Meta Quest3でVRデビューしたばかりの人はもしかしたらまだMetaプラットフォームしか準備できていないかもしれません。そんな人はSteamVRをこの機会に導入しておきましょう。
実際にハニカムをVRで起動してみる
準備ができたので次は実際にハニカムをVRで起動していきます。
- VRヘッドセットを被ってPCVRができる状態にする
- SteamVRを起動しておく
- ハニカムを起動する
この流れでやればVR化で起動できるはずです。
Meta Questで遊ぶ場合
Meta Quest2/3/Proで遊ぶ場合は以下の方法が考えられます。
- Oculus Link(Air Link)→SteamVR
- Steam Link
- Virtual Desktop
公式の方法としては、Oculus Link(無線ならAir Link)をONの状態にしてからSteamVRを起動させます。この状態でハニカムを起動すればVRで遊べます。
①:Oculus LinkまたはAir LinkでPCと繋げる。 | ![]() |
②:Oculus Linkが繋がった状態でSteamからSteamVRを起動する。 | ![]() |
③:SteamVRが繋がった状態でハニカムを起動する。 | ![]() |
直接Steamに繋げるなら新しく追加されたSteam Linkという方法もありますが、画質的にはVirtual Desktopの方が優秀。
VDは有料ですが、無線でSteamVRを繋げるならVDがおすすめです。

ゲーム内でグリーンバックなどの単色背景にすればクロマキー処理で3Dモデルの現実召喚が可能になります。

実際にVRで起動した画像
VRで起動できるとこのようになります。fpsVRが表示されているのが「VRでプレイできていることの証明」みたいな。
実はこのVRMOD、とある問題点があります。それが結構深刻な問題なんですよ。実はこれVRコントローラーの操作をいっさい受け付けないんです。あくまでもVR映像を映し出すだけなんですよね。操作に関しては後述するので、とりあえずプレイをそのまま続けていきましょう。
本編をプレイ
ハニカム本編をVRのままプレイできます。デフォルト設定だとカメラの移動がやや早めに感じるかも。とりあえず散歩した後おしゃべりしてみました。
「どんな話しよっか?」と言われますが、このハニカムというゲーム。まーじで会話に中身がないので虚無。コイカツも本編は微妙ですがそれ以上に虚無。
ROOMガールの本編も虚無でしたがハニカムも負けず劣らずの虚無。本編楽しんでる人いるんですかね。VRで見えるメリットがあるとはいえ、ゲームの中身はスカスカなので楽しくはないですね。
でも描写はめっちゃ綺麗です。そこだけは褒められる出来栄えです。
フリーエッチをプレイ
やはりこれ系のゲームはフリーエッチかスタジオをVRで楽しむのが王道。ってことで某バニーア○ナのそっくりさんを召喚してみました。なお、今回の記事で登場する某ゲームのキャラカードはもいもい(2023年の姿)様より拝借させていただきました。とっても可愛くてナイス〜です。
VRコントローラーを使えないため、操作や調整がとにかくやりづらい。けど過去作より綺麗になった3DモデルをVRで見れるメリットは確かにある。
藻消し入れてるので自主規制。操作性がもっと改善されればいい感じなんですよね。
スタジオをプレイ
スタジオは今回のVR Trialに未対応でした。スタジオは独立している形なので、スタジオはスタジオでまたそれ向けのものを用意する必要があります。なのでスタジオ向けのVRMODが出るまで待ちましょう。
操作に関して
今回紹介したVRMODではVRコントローラーが効かないので注意。操作は基本的にキーボード+マウスでやることになります。
モニターに表示されているゲーム画面にマウスポインタを持っていくとメニューを選択できます。微妙にズレてるので慣れが必要。いや、普通にVRヘッドセットに映された映像を見ながらマウス動かせば大丈夫でした。
ただしフルスクリーンにしていない場合、画面外にマウスポインタがいってしまうとポインタが行方不明になったり、画面外をクリックしてしまうと映像が止まってしまうなどのちょっとだけ面倒なことになるので気をつけたいところ。
本編プレイの場合はキーボード(WASD)でいつも通り移動できます。こちらはいつも通りの操作方法です。
フリーエッチ中のカメラワークはマウスで調整できます。ズームアップ・ダウンや回転・移動など。キーボードの「←↑↓→」でキャラ位置を調整できるので併せて使うといいでしょう。
エッチ体位の変更や衣装変更など、こちらもいつも通りメニューアイコンをクリックして変更できますが、マウスでの操作なため寝ながらプレイするには軽量の無線マウスがあると便利かもしれません。VRコンで直感的な操作ができないのはなかなか不便です。
Virtual Desktopのクロマキー処理でキャラを現実に召喚する(パススルー)
今回のハニカムVRMODでもVirtual Desktopを使えばパススルーでキャラを現実に召喚することができます。
このようにオプション→描写設定を見ていきます。その中でも特に重要なのがこの2つ。
背景色
とりあえずこの2つを使えば簡単に単色背景ができると思っていたのですが、今回のVRMODを使ってエッチしてみたところ、背景色変更が反映されませんでした。
「それはお前だけだよ。おま環だよ。」ってことなら別にいいのですが、このVRMOD使っているみんな共通の現象なら対策をしなければいけません。
このようにマップ自体は消せるのですが、背景が残ってしまっています。そしてスクショして気づいたのですが、外側はちゃんと指定した背景色になっているんですよね。
他の設定をいじってもどうにもならなかったので、マップに依存する背景色をうまくチョイスするのが無難ですかね?
例えばお外(昼)を選ぶと薄青の背景ですが、雲が流れているので綺麗に全体を消すことが難しい。逆に雲が流れるからそれはそれで上手く利用すれば趣のあるチョイスになりますけどね。
キャラカラーと被らないところ色々試してみてください。場所によっては綺麗にクロマキーできるマップあります。
場所 | 背景色 |
---|---|
ロビー | ![]() |
マイルーム | ![]() |
女の子部屋 | ![]() |
パルの部屋 | ![]() |
大浴場 | ![]() |
中庭(昼) | ![]() |
地下室 (おすすめ) | ![]() |
和室 | ![]() |
教室 (おすすめ) | ![]() |
比較的綺麗に切り抜きしやすいのが地下室(暗めの青)や教室(明るめの青緑)あたりです。他の場所も調べてみましたが大体同じ色のパターン。ロビーはごちゃごちゃ映ってるので無理です。
ちなみに、VRでキャラクリエイトするとグリーンバックで女の子を綺麗に召喚できるのですが、ゲーム画面が邪魔してきます。
奥に女の子がいるため、女の子を引っ張ってくればいいのですがやっぱりベストポジションに持ってくるのが操作性的に面倒。あと画面めっちゃ邪魔すぎる。
背景色指定が反映されるので、女の子を綺麗に切り抜いて部屋に召喚し、じっくり眺めたいならキャラクリエイトでやるという手段もありです。
VR対応!ILLGAMES最新作が販売中。 デジタルクラフトが公式に
ILLGAMESの新作に性格追加アペンドが登場。同時に本編とアペンドのセット商品も販売開始。最大人数に比べて若干性格が少ないと思っていたのでこれはナイス。サマバすくはデジタルクラフトが公式でVRに対応しているのでチェックしておきましょう。
COM3D2! VRで遊ぶなら
全編VRで遊べるCOM3D2(カスタムオーダーメイド3D2)も個人的には激推し。作ったキャラで本編を楽しみたい人はオダメの方が優秀。ダンスの曲も豊富で3人まで踊らせることができます。
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COM3D2どれを買うべき?(2025年版)
まとめ:現時点でVR化はできるが課題が多い
本編VRプレイ(快適ではない)
VDでパススループレイ
VRコントローラーで操作
その他一部機能が正常に反映されない
ハニカムのVRMODは現状あくまでもTrialです。VRでハニカムのキャラたちやエッチ行為を見れるのは確かにありがたい。めちゃくちゃ感謝です。
その一方で操作性に関しては圧倒的に改善するべき要素なので今後に期待したい。現時点ではコイカツのVRほどスムーズに操作できません。VRコントローラーが使えないのはかなり痛い。
なので「ハニカムはMOD入れればVR遊べるからおすすめだよ!」とはちょっとまだ強く言えないです。もうちょっと改善されれば…ね。
公式でVRアップデート出してくれよと本気で思いますが、ILLGAMESもカツカツで運営しているのかもしれませんからね。いや、それでも出してくれよ!(懇願)
有志の方が超超超頑張ってくれることを祈るか、もしくは支援できるなら支援したいかも。
とりあえず現時点でVR化してフリーエッチ見れるので、Meta Quest3持っていてハニカム気になっている人はこの機会に触ってみるのもワンチャンありかも。別におすすめとまでは言わないけど、グラフィックはやはり最先端で綺麗です。
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公式で全編VRで遊べるのがこちらのCOM3D2。性格ごとのテキスト量は他のゲームよりも圧倒的に多く、全てフルボイスなのでキャラに愛着が持てます。
ダンスの種類や夜伽のレパートリーは多いが有料DLCも多いのがネック。
エロ度 | |
キャラデザ | |
クオリティ | |
面白さ | |
値段 | 通常版(本編+GP01セット):8,580円 コンプリートパック(本編+GP01+GP02+GP01Fbセット):19,470円 |

デジタルクラフトがVRに対応しているのでVRユーザーも要チェックの1作です。
エロ度 | |
キャラデザ | |
クオリティ | |
面白さ | |
値段 | 通常版:8,800円 |


エロ度 | |
キャラデザ | |
クオリティ | |
面白さ | |
値段 | 5,980円 |
Steam版コイカツにHFパッチ(MOD集)を入れるやり方