Meta Questシリーズに新種が登場。Meta Quest3の廉価版モデルとして「Meta Quest3S」が2024年10月15日に発売されました。
管理人も予約購入して発売日の朝にゲットできたのでレビューしていきます。もちろんいつも通り自腹購入したので良いところ・悪いところを包み隠さず暴いていきますよ。
リーク情報ではフレネルレンズやディスプレイ解像度などイマイチな情報が流れていましたが、実際に手に取ってどうなのかレビューを書いたので参考にしてみてください。
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Meta Quest3/3SやPico4を買った人は①を飛ばしてMeta Store/Pico storeでDMMVRアプリを導入後、②と④を実行すればOK!
Meta Quest3Sのスペック詳細
まずはMeta Quest3Sのスペックおよび他機種とのスペック比較を見ていきましょう。
Meta Quest3Sのスペック表
項目 | Pico4Ultra |
---|---|
解像度(片眼) | 1832×1920 |
ディスプレイ | シングルLCD RGBストライプ |
レンズ | フレネルレンズ |
トラッキング | 6DoF インサイドアウト方式 |
パススルー | フルカラー(18 PPD) 深度センサーなし →ただしIRエミッターとしてFlood LEDが2つ搭載されていてトラッキング力が上がっている |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
IPD調整 | 58⇄63⇄68mm(3段階調整) |
FoV(視野角) | 水平:約96° 垂直:約90° |
ストレージ | 128GB 256GB |
プロセッサ | Snapdragon XR2 Gen2 |
RAM | 8GB |
重量 | 514g(実測値) |
オーディオ | ・内蔵スピーカーと内臓マイク (4つのマイクで空間オーディオの録音をサポート) ※イヤホンジャックなし |
バッテリー | 約5,060mAh コントローラー:単3乾電池×1 |
無線 | ・Wi-Fi6E対応 ・Bluetooth5.2対応 |
価格 | 128GB:¥45,400 256GB:¥64,900 |
Meta Quest3SとMeta Quest3の比較

項目 | Meta Quest3S | Meta Quest3 |
---|---|---|
解像度(片眼) | 1832×1920 | 2064×2208 |
ディスプレイ | シングルLCD RGBストライプ | 2 x LCD RGBストライプ |
レンズ | フレネルレンズ | パンケーキレンズ |
トラッキング | 6DoF インサイドアウト方式 | 6DoF インサイドアウト方式 |
パススルー | フルカラー(18 PPD) 深度センサーなし →ただしIRエミッターとしてFlood LEDが2つ搭載されていてトラッキング力が上がっている | フルカラー(2カメラ) 深度センサーあり |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
IPD調整 | 58⇄63⇄68mm(3段階調整) | 58~71mm |
FoV | 水平:約96° 垂直:約90° | 水平:110° 垂直:96° |
ストレージ | 128〜256GB | |
プロセッサ | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 Gen2 |
RAM | 8GB | 8GB |
重量 | 514g | 515g |
オーディオ | ・内蔵スピーカーと内臓マイク | ・内蔵スピーカーと内臓マイク ・3.5mmイヤホンジャック |
無線 | ・Wi-Fi6E対応 ・Bluetooth5.2対応 | ・Wi-Fi6E対応 ・Bluetooth5.2対応 |
価格 | 128GB:¥45,400 256GB:¥64,900 | 512GB:¥81,400 |
Meta Quest3SとMeta Quest2の比較

項目 | Meta Quest3S | Meta Quest2 |
---|---|---|
解像度(片眼) | 1832×1920 | 1832×1920 |
ディスプレイ | シングルLCD RGBストライプ | シングルLCD RGBストライプ |
レンズ | フレネルレンズ | フレネルレンズ |
トラッキング | 6DoF インサイドアウト方式 | 6DoF インサイドアウト方式 |
パススルー | フルカラー(18 PPD) 深度センサーなし →ただしIRエミッターとしてFlood LEDが2つ搭載されていてトラッキング力が上がっている | 白黒 深度センサーなし |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
IPD調整 | 58⇄63⇄68mm(3段階調整) | 58⇄63⇄68mm(3段階調整) |
FoV | 水平:約96° 垂直:約90° | 水平:約96° 垂直:約90° |
ストレージ | 128〜256GB | 128〜256GB |
プロセッサ | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 |
RAM | 8GB | 6GB |
重量 | 514g | 503g |
オーディオ | ・内蔵スピーカーと内臓マイク | ・内蔵スピーカーと内臓マイク ・3.5mmイヤホンジャック |
無線 | ・Wi-Fi6E対応 ・Bluetooth5.2対応 | ・Wi-Fi6対応 ・Bluetooth5.0対応 |
価格 | 128GB:¥45,400 256GB:¥64,900 | 生産終了 |
Meta Quest3SとPico4の比較

項目 | Meta Quest3S | Pico4 |
---|---|---|
解像度(片眼) | 1832×1920 | 2160×2160 |
ディスプレイ | シングルLCD RGBストライプ | 2 x LCD RGBストライプ |
レンズ | フレネルレンズ | パンケーキレンズ |
トラッキング | 6DoF インサイドアウト方式 | 6DoF インサイドアウト方式 |
パススルー | フルカラー(18 PPD) 深度センサーなし →ただしIRエミッターとしてFlood LEDが2つ搭載されていてトラッキング力が上がっている | フルカラー(単眼) 深度センサーなし |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大90Hz |
IPD調整 | 58⇄63⇄68mm(3段階調整) | 62~72mm |
FoV | 水平:約96° 垂直:約90° | 水平:104° 垂直:103° |
ストレージ | 128GB 256GB | 256GB |
プロセッサ | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 |
RAM | 8GB | 8GB |
重量 | 514g | 586g |
オーディオ | ・内蔵スピーカーと内臓マイク | ・内蔵スピーカーと内臓マイク |
無線 | ・Wi-Fi6E対応 ・Bluetooth5.2対応 | ・Wi-Fi6対応 ・Bluetooth5.1対応 |
価格 | 128GB:¥45,400 256GB:¥64,900 | 128GB:¥49,000 256GB:¥59,400 |
Meta Quest3SとPico4Ultraの比較

項目 | Meta Quest3S | Pico4Ultra |
---|---|---|
解像度(片眼) | 1832×1920 | 2160×2160 |
ディスプレイ | シングルLCD RGBストライプ | 2 x LCD RGBストライプ |
レンズ | フレネルレンズ | パンケーキレンズ |
トラッキング | 6DoF インサイドアウト方式 | 6DoF インサイドアウト方式 |
パススルー | フルカラー 深度センサーなし →ただしIRエミッターとしてFlood LEDが2つ搭載されていてトラッキング力が上がっている | フルカラ 深度センサーあり(iToF形式) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大90Hz |
IPD調整 | 58⇄63⇄68mm(3段階調整) | 58~72mm |
FoV | 水平:約96° 垂直:約90° | 水平:104° 垂直:103° |
ストレージ | 128GB 256GB | 256GB |
プロセッサ | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 Gen2 |
RAM | 8GB | 12GB |
重量 | 514g | 580g |
オーディオ | ・内蔵スピーカーと内臓マイク | ・内蔵スピーカーと内臓マイク |
無線 | ・Wi-Fi6E対応 ・Bluetooth5.2対応 | ・Wi-Fi7対応 ・Bluetooth5.3対応 |
価格 | 128GB:¥45,400 256GB:¥64,900 | 256GB:¥89,800 |
Meta Quest3Sの注目点・強化点
Wi-Fi6E対応
カラーパススルー対応
フレネルレンズだがその分消費電力削減
深度センサーはないがIRエミッターが2つ搭載されていてトラッキング力上昇
視野角は狭い
- Quest3SはQuest2の基本構造にQuest3の中身を入れた廉価モデル的な位置付けです。
- Quest2からはSoC・メモリ・パススルーカメラ・Wi-Fi6E対応・トラッキング力が向上しています。
- 一方でQuest2と変化がない要素としてフレネルレンズ・視野角・ディスプレイ解像度などが挙げられます。
- 深度センサーが搭載されていない一方、IRエミッターが2つ搭載されたことによりトラッキング精度が向上していて、低光量の状態(=暗い部屋)でも比較的安定したトラッキングが可能となっています。
- 視野角は最近のパンケーキレンズのHMDと比べて狭いです。フレネルレンズなので本体もQuest2のように厚め。
- 総合的にみるとQuest2に取って代わる新世代の入門用・エントリーモデルの位置付けです。
Meta Quest3Sのレビュー
ここからは実際に手元にあるMeta Quest3Sの実機を使ってレビューしていきます。
Meta Quest3Sの開封レビュー
それでは開封いってみましょう。最近はマジで外装がコンパクト。Pico4Ultraの時も書いたけど、あまりにもコンパクト。むしろなぜQuest2の時はあんなに横長だったのか。
パカっと箱を開けてみる。Meta Quest3Sとコントローラーが綺麗に収納されています。全部取り出して中身を確認してみましょう。

- Meta Quest3S本体
- Meta Quest Touch Plusコントローラー
- メガネスペーサー
- USB-CtoCケーブル
- 充電器
- 取扱説明書+安全ガイド(箱の中に入ってました)
必要最低限のセット。初心者さんがスタンドアロンでVRを楽しむ分には必要十分なセットです。
あとで詳しく触れますが、外部アクセサリーとしてエリートストラップとフェイスパッドを購入して取り替えたいところ。公式のエリートストラップでもダメではないものの、サードパーティ製なら安くて機能性十分なストラップを購入できます。
△実際にヘッドストラップを初期装備のゴムバンドから余っていたQuest3公式エリートストラップに取り替えたものがこちら。
コントローラーのレビュー
Quest3Sのコントローラーは「Quest Touch Plusコントローラー」です。このコントローラーはQuest3で採用されたものであり、Quest2の時と比べて輪っかがなく軽量で使いやすいのが特徴となっています。
単三電池1本で稼働できるため、持って動かした時の軽さが電池2本のコントローラーよりいい感じですね。
ホールド力を上げたいならTouch Plus向けのアクティブストラップを装着するといいでしょう。公式のやつも悪くないですがサードパーティ製のやつがコスパ良し。中には充電式に変えられるものも存在します。

ちなみに最近のVRコントローラーは基本的に輪っかのついていないタイプになっています。使ってみるとわかりますが、輪っかは無い方が良い。
Quest2のコントローラーと比べるとスッキリだぜぇ!
本体装着感のレビュー
Meta Quest3Sを装着してみました。デフォルト装備であるゴムバンドのまま。ファーストインプレッションとしては想定していた通り「あんまり良いとは言えない」ですね。良いか悪いかで言えば間違いなく悪い寄り。
大きい箱が顔に設置してある感じ
緩めると重さで下にズレ落ちる
顔への圧力が強め
Meta Questシリーズの問題点は改善されず。この問題を解決するためにもやはりエリートストラップを用意するべきです。フェイスパッドも用意したい。
特にエリートストラップは公式ではなくサードパーティ製のものをAmazonなり海外サイトなりで見つけて買った方が安上がりでバランスも改善されます。
こちらは現在管理人が使っているQuest3のバッテリー付きストラップ(MaeckerVR様から提供)。サードパーティ製だと関節が基本ついているのでめちゃくちゃ便利。寝ながら枕元で使う人ならこの関節がいい仕事します。

ちなみにブランドはAMVR・KIWI・BOBOVRなどが実績のある有名どころ。
フェイスパッドはどうやらフェイシャルインターフェイスの部分がQuest3S専用になっているので、Quest3S専用のフェイスパッドを買う必要があり。サードパーティ製の充実に期待です。(既にポツポツ売られている)
Quest3Sの重さは約514g。重さそのものはQuest3とほぼ変わらないレベル。1g差ありますが誤差レベルです。
アダルトVR動画実用レビュー(FANZA)
実際に視聴してみたレビューを書いていきます。画像はスマホでレンズ越しに直撮りしています。肉眼で見るのとは多少差があるためあくまでも傾向を知るものとしてご利用ください。
FANZAの8KVR動画を比較
【VR】VR NO.1 STYLE<倉木華>解禁 キレかわ笑顔にズッキュン!大人と少女の間を交錯する22歳 倉木華ってどんな女の子?
今回比較するために引用させていただいたのがこちらの動画となっています。チャプター1の46秒のシーンを撮影。
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スマホで撮影すると変な補正が自動で入ってしまうことがあるので、可能な限り肉眼で見た傾向に近い画像をチョイスしました。
Meta Quest2と比較するとMeta Quest3Sのグラフィックは向上していると言えます。まぁぶっちゃけウチのQuest2が使い古されて消耗している感も否定できなくはないものの(そもそも割れてるし)、Quest3Sは旧世代のHMDよりも好感触という結果になりました。
少なくともQuest2・Pico4よりは良さげ。なので2024~2025年のアダルトVRの入門機・エントリーモデルとして合格点を与えられるクオリティになっています。
確かにQuest3/Proのパンケーキレンズと比べるとQuest3Sのフレネルレンズは厚かったりレンズの「◎」がチラチラしたりしますが、4万円台で入手できるなら納得できるかな。
若干視野角が狭いので上位モデルを普段から使っていると気になりますが、エントリーモデルという位置付けならこんなものでしょう。
アダルトVR動画向けスタンドアロン機ランク
Tier | 機種 |
---|---|
S | Meta Quest Pro |
AA | Pico4 Ultra, Meta Quest3 |
A | Meta Quest3S |
B | Pico4, Meta Quest2 |
シースルー(パススルー)比較レビュー
クリックで拡大 | |
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Meta Quest3Sのカラーパススルーを比較していきましょう。ぶっちゃけるとQuest3とQuest3Sのシースルー機能に差はほぼほぼ無いと言って差し支えなさそう。
レンズやディスプレイに差はありますが、シースルー用のカメラは同じかな?見比べてもカメラ性能に差はないように思えます。
このカラーパススルーを利用したVRエロゲの体験はQuest3と同等レベルを味わえるということになります。エントリーモデルとしては十分すぎるでしょう。
VRゲームやVRエロゲでのレビュー
続いてゲームを稼働していきます。Quest3Sを使ったスタンドアロンでのプレイおよびPCVRでのプレイを調査しました。
機動戦士ガンダム:銀灰の幻影
Quest2だと重いと噂の『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』をQuest3Sで稼働させてみました。1回目起動する時まさかのエラー落ちというネタを提供してくれましたが、2回目の起動では普通にプレイできました。まぁ、偶然ですね。
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VRアニメーションにちょっとしたアクションを混ぜたアドベンチャーゲームといったところですが、気になったのはQuest3Sのグラフィック性能。
デフォルト設定だとディスプレイ解像度およびレンダリング解像度の関係から輪郭がぼやけているのが目で見てわかります。
Quest2とあまり変わらないグラフィック性能というのに納得。そこで解像度の物足りなさを改善するために「Side Quest」を使って性能を引き上げてみました。
PCとQuest3Sをケーブルで繋いで「Side Quest」を起動(開発者モード必須)。CPU &GPUレベルを上げ、さらにTexture Sizeを2560に設定。これによってレンダリング解像度を引き上げます。

開発者モードと「Side Quest」についてよくわからない人はこちらの記事を参考にしてみてください。
デフォルト設定より画質を上げるため使用電力を引き上げているのでバッテリー消費量が多くなること・本体がアツアツになりやすいことがデメリットですが、この設定によってゲームの画面が綺麗に描写されるようになります。
視野角こそ物足りないものの、それ以外は概ね良好といった感想に落ち着きました。
VRoidといっしょ〜自作のキャラがあなたのお部屋に出現!〜
このゲームは元々Quest3向けに作られてた同人VRエロゲであり、Quest3の機能である自室の空間をカメラと深度センサーでサーチして「スペースを設定」する機能を使います。
これをQuest3Sで試してみたところ、自室をサーチして普通に「スペースを設定」することができました。
深度センサーのあるQuest3の方が部屋をサーチする練度は高い(と思われる)ものの、Quest3Sでもそれなりに壁・扉・障害物をサーチできたのでエントリーモデルとして考えると十分という見方ができますね。

Microsoft Flight Simulator
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飛行機に乗ってみました。気になるのはやはり視野角。それ以外は許せるのですが、やっぱり視野角がイマイチなのでこういった乗り物系のシミュレーターとは相性がいいとは言えないですね。グラフィックそのものはQuest3Sでも余裕で楽しめるレベル。ただメーターを細部まで見るのは無理ゲー。
Quest3S+Virtual Desktopの画質Ultra環境で夜の東京をフライトしてみたところこのようなデータが取れました。
VRAM消費量:16.3GB
もちろんHMDだけでなくデスク上のモニターの映像を映していたり色々な要素があるのでゲームでの純粋なVRAM消費量は10〜12GBほど。
Quest2の時にも言いましたが、PCVRのVRゲームを本格的にプレイするならGPUは最低でもVRAM12GB、可能なら16GB以上欲しいです。
Quest3Sの解像度なら以下のグラフィックカードをチョイスすると良い感じ。
COM3D2
全編VRで遊べる商業VRエロゲ『COM3D2』。Quest3S+Virtual Desktopの画質Ultra環境で三人ダンスを稼働させてデータを取ってみました。

VRAM消費量:10.6GB
流石にFlight SimulatorよりガクッとVRAM消費量が落ちましたね。このクラスのVRエロゲならRTX3060程度のスペックがあれば問題なしといったところ。
ダンスを見る時にステージが横に長いので視野角の狭さが気になりますね。それとディスプレイ解像度が旧世代だからか、Quest3と比べてほんのりドット感があります。

Quest3Sならカラーパススルーで遊ぶこともできるのでこちらも参考にどうぞ。
デスクトップ映像をHMDに表示して遊ぶ
Meta Quest Link(Oculus Link)なりVirtual DesktopなりでPCVRにすると、PCの画面をQuest3Sに映して遊ぶことができます。
- 漫画を読む
- ゲームをする
といったことを寝る前にベッドに寝っ転がりながら遊べるので管理人もよくこういった使い方をします。
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マンガにしてもゲームにしても「静的なコンテンツ」を遊ぶのに向いていて、モンハンのようなアクションゲーム=「動的なコンテンツ」には向いていないことに注意。
ウマ娘のようなポチポチするだけのゲームだったり同人お触り2Dエロゲ(=クリックゲー)なんかは向いています。紙芝居エロゲなんかとも相性抜群ですが、レンズや解像度によっては文字が見づらいのでどのVRヘッドセットが快適にプレイできるのか、管理人も長い間色々触ってきました。
結論を言うと「快適プレイをするのにQuest3Sはちょっと物足りない性能である」と。
擬似的巨大ディスプレイで遊ぶには視野角が物足りなく、スイートスポットが広くないのでスポットからズレた部分は少しボヤけて情報を把握しづらい。
この手の遊び方をするならQuest3がかなり快適に遊べると確信しています。Pico4 Ultraも悪くないんですが、輝度が上がったせいでめちゃくちゃレンズに反射して眩しさを感じる場面もあり、そういった点を考慮するとQuest3の快適度がイチバン高い。
綺麗な色味で見たいならQuest ProやPSVR2のPCVR化という選択肢もありますが、「快適さ」という点ではPSVR2は残念ながら論外。Quest Proもゴツゴツしてたりデコへの圧力が強いなど日常使いするにはちょっとね…。つまり日常使いするならQuest3がこの中で最も優れているという結論を出せます。
ちなみにMeta Quest3SのVirtual Desktopではディスプレイを空間に最大3枚まで出すことができます。Pico4は2枚まで、Quest2も2枚までだったかな?なのでQuest3と同じ枚数のディスプレイを出すことが可能です。
音質をチェックする
スタンドアロン機を使って「YouTube」「Netflix」「U-next」「Amazon Prime Video」を利用する人は結構いると思います。
そこで今回はアプリ「YouTubeVR」を開いて映画のような迫力ある体験がQuest3Sできるのかチェックしてみました。
実験するのはこちらの動画。
ウマ娘コンテンツの中で最高傑作との呼び名が高いRTTTを使って音質と視聴しやすさをチェックしてみました。比較対象はやはり最も近い存在であるMeta Quest3。
Quest3 VS Quest3Sの結果はこうなりました。
音圧そこそこ
音質ぼちぼち
映像を見やすい
音圧は物足りない
音質自体は悪くない
映像を端から端までやや見づらい
Quest3SのスピーカーはQuest3と比べてやや劣ることがわかりました。音質そのものは悪くないのですが、最大音量・音圧に欠けるのが欠点です。
人間は音量が大きいと良い音に聞こえる傾向があります。音が大きくなるとロー・ハイ等の細部までちゃんと聞こえるようになるからですね。
なので細かい音質差を比べるなら波長を取って正確に比べる必要がありますが…シンプルにスピーカーから聞こえる音はQuest3の方が大きくできるため「Quest3の方がいい体験できる」と言っておきましょう。
またしつこいくらい書いていますが、視野角の差はこういった映画体験にも影響あり。スイートスポットの広さや視野角の広さがQuest3はいい方向に影響を与えています。シンプルに見やすくて全体の視覚情報を得やすいです。
Quest3Sの欠点として挙げられる「イヤホンジャックが搭載されていない」件。このせいで音質改善のためのイヤホンを使うという選択肢がスタンドアロンではほとんど取れません。
Bluetoothまたは2.4GHzドングルを使って無線イヤホンを使うのが残された手段ですが…。上の画像で使っているのはQuest向けに作られた「Anker Soundcore VR P10」。定期的にAmazonでセールになっているので、セール価格で買うならあり。Quest3Sのスピーカーより多少状況は良くなります。
ドングル接続すれば通常の使い方で遅延はほぼ体感できません。Bluetoothイヤホンだと対応コーデックの関係上、遅延がかなりあるためドングル接続できるイヤホンを推奨。
レンズの差
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スイートスポットの広さ、実用に耐えうる位置の広さはQuest3の方がずっと広いです。雑に被って寝っ転がりながら遊べるのがQuest3の良さ。
Quest3Sはしっかり固定してブレないように使用しないと文字がボヤけたり見づらかったりするので注意です。
FANZAでセール開催中!
季節イベント「ゴールデンウィークセール」が開催。第3弾対象動画が4月28日まで50%OFFになっています。大型セールなので要チェック!!ちなみに瀬戸環奈の2作目4K画質も半額でゲットできますぞ。
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8KVR動画が続々と大量投下中。この機会に最高峰の高画質VRを体験しましょう。Meta Quest3/3S単体やPico4単体・PCVRのユーザーが対象です。
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その他VR対象セールはこちら↓
- ブランドストア30%OFF(4月29日まで)
- 迷ったらココ!全てのセールチェック
アダフェスでもセール中!
アダフェスでもゴールデンウィークの大型セールが開催中。対象動画が5月8日まで最大70%OFFとなっているので、このチャンスを逃すなかれ!
XR動画が登場。現時点ではおまけ動画なのとスマホVR用なので実用性はそこまでですが、2D動画購入で付属してきます。興味がある人はどうぞ。(XR動画についてはこちらの記事で解説)
アダフェスで連動できる電動グッズはこちら↓
まとめ

Quest3と同等のカラーパススルー
バッテリー持ちがQuest3より良い
SoCがQuest3と同等
暗闇でのトラッキング精度がQuest3を超えている
視野角が狭い
スイートスポットは狭め
最大音量が比較的小さめ
エリートストラップほぼ必須(装着感改善のためフェイスパッドも変えたい)
入門機・エントリーモデルとして及第点を与えられる出来には仕上がっていることがわかりました。ただ同時にMeta Quest3Sはあくまでもエントリーモデルであり、その上にMeta Quest3が存在するという差別化もされていることが理解できます。
上位モデルに全ての部門で負けているかというとそうではなく、バッテリー持ちだったり赤外線による暗闇の中でのトラッキング精度などむしろ優っている部分も垣間見えました。
しかし、そうはいっても総合的な使い勝手の良さはMeta Quest3の方が明確に上だと断言できます。
以上のことからVR初心者はどのデバイスを買うべきなのか、Quest3Sを買って良いのか。こう結論づけました。
- Meta Quest3S 128GBモデル:45,400円なのでVR入門用として買いやすい。VRエロは基本なんでもいけるが、容量が少ないので動画をダウンロードしたりスタンドアロンでVRゲームを多数遊びたい場合は向かない。初心者であまりお金かけずに遊びたい人向け。ゲーミングPC持っているならそこまで容量も気にならない。
Amazonで購入する - Meta Quest3S 256GBモデル:容量が増えるも、64,900円という金額を見ると本当にこれを選ぶべきなのか疑問がある。
Amazonで購入する - Meta Quest3. 512GBモデル:81,400円と確かに高いかもしれない。しかし総合的なスペックや容量を考えると、Quest3S 256GBモデルを選ぶくらいならこっちを選ぶほうがアダラボ的にはおすすめ。動画ダウンロード勢ならこれくらい容量があると安心。
Amazonで購入する

解像度・視野角・コントラスト・カラーパススルーがパワーアップしていて納得のデバイスになっています。1台目はこれ買っておけ!
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥81,400(512GB)価格改定 |

2024年9月20日にPico4の上位版が登場。中身が強化されQuest3とほぼ同等になりました。Quest3より優れている点も劣っている点もあるため用途次第といったところ。
Picoのトラッカーと併用してスタンドアロンでVRSNSを遊ぶなら最適な選択と言えそう。アダルトもいけます。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:DL動画を視聴可能(ストリーミング・月額見放題・+1Dは不可)。 PCVR時:全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥89,800(256GB) |

Quest2の後継機とも言える新エントリーモデルが登場。SnapdragonXR2Gen2搭載のため、8kVR動画をスムーズに再生できるようになりました。カラーパススルーもあるのでお手軽にVR・MRを体験したい人向けの機種です。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥48,400(128GB) ¥64,900(256GB) |

アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | 本体:¥116,599 会員費:一括¥46,595または月額¥2,157の24回払い |