アダルトVRやVRエロゲにRTX3090は必要？｜OMEN45Lでのベンチマークや実際に遊んでみた感想

今流行りのワードであるVR・メタバース。

その入門用とも言える「Meta Quest2(Oculus Quest2)」は単体でも起動できるためゲーミングPCは必要としません。

しかし、Oculus LinkやVirtual Desktopを使えばPCと繋げることが可能でOculus RiftSと同じようにPCVRとして利用することができます。

PCVRではそれなりのスペックを必要としますが、アダルトVR動画を見たりVRエロゲを遊ぶような場合、どの程度のスペックがあれば十分なのか？気になりますよね？

特に最上位クラスのGPUであるRTX3090、そして最上位クラスのCPUであるIntel Corei9 12900Kを準備した場合どれくらい快適になるのか？

今回は管理人がハイスペックゲーミングPCをゲットしたのでそれを使って実際に遊んでみた感想やベンチーマークを書いていきますね。

目次(クリックで飛べる)

今回のPCについて
- スペック表
- スペックの弱点
ベンチマーク測定の結果
実際にRTX3090でVRを遊んでみた感想
- アダルトVR動画
- VRエロゲ
まとめ

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助手ちゃん

え？無料で！？

しょちょー

おう、無料でw

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今回のPCについて

▲綺麗！正面ガラス板の反射がやばい！w

HPから販売されている「OMEN45L エクストリームモデル」を購入。

最初登場した時は定価で60万超えだったんですが、しばらくしたらセールで安くなった+10%クーポンが発行されていたので合わせ技で37万円弱とスペックに対して破格の価格になっていたんですよね。

助手ちゃん

こりゃ買うしかなーい！

VRのためにゲーミングノートを選ぶのはあり？ OMEN17でエロVRを遊んだ感想やベンチマークなどまだゲーミングPCを持っていない人で「PCVRを遊んでみたい！」と思っている人いますよね？今は４万弱を支払えばOculus Qu...

スペック表

スマホならスライド可です。

項目	内容
OS	Windows 11 Pro
プロセッサー	インテル Core i9-12900K
グラフィックス	NVIDIA GeForce RTX 3090 24GB (GDDR6X)
メモリ	HyperX 32GB (16GB×2) DDR4-3733MHz Intel® XMP対応 RGB (最大64GB)
冷却方式	Cooler Master 水冷クーラー RGB 240mm
ストレージ	Western Digital WD_Black 2TB M.2 SSD (PCIe Gen 4×4 NVMe)
オーディオ	OMEN Audio Control Support DTS:X Ultra Realtek ALC3866-CG (HighDefinition Audio 準拠チップセット内蔵) 5.1 チャンネルオーディオ対応
無線機能	IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6) Bluetooth 5.0
サイズ	縦置き : 約 204 x 470 x 555 mm
電源	内蔵800W ATX電源 80PLUS Gold4 x 470 x 555 mm
USB	天面 USB 2.0 Type-A ×2 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2背面 USB 2.0 Type-A ×2 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1 SuperSpeed USB Type-A 10Gbps ×1 SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1 SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1
HDMI/DP	HDMI2.1 ×1 DisplayPort1.4a ×3
保証	1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)
価格	希望価格：638,000円セール価格：407,800円

※セール価格は各自HPのサイトで確認してください。

スペックの弱点

このPCの構成・スペック的な弱点をあえて挙げるならこの５点。

グラボの冷却性が少し弱い(CPUは冷える)
電源800WはハイエンドPCとして物足りない
HDMI端子が1つだけ
拡張性が弱い
メモリがDDR4

冷却性能

旧型30Lと比べて冷却機能が強化された45L。CPUの部分はしっかり冷えるのですが、一方でグラフィックカードの部分はちょっと密度が高くみっちりしていて冷却精度が弱いと言われています。

確かに使っているとCPUと比べてGPUの温度が高くなりがち。まぁGPUを酷使しているので正確な判断は難しいんですけどね。

まぁそれでも今のところ80℃を超えるようなシーンは見受けられず。自分はVRC民ではないんですが、大人数ワールドでプレイするとどうなるんでしょうかねw

電源が弱め

12900Kと3090を積んでいるのにも関わらず電源が800Wです。オーバークロックとかパーツ追加とか考えると正直足りてないレベルの数値ですこれ。

それでも普通に問題なく使えるのは電気使用量に制限をかけているから。例えばCPUに制限をかけているので自作PCの12900K採用PCより少し性能が落ちる。

そういった弱点がこのPCにはあります。OMENは電源そのものの取り換えが基本的に不可とのことなので注意したいところ。

こういった点から拡張性が弱いという弱点もあると言えます。

HDMIが1つだけ

モニターに映像を映すにはHDMI・DisplayPort・USB-Cで接続するのが今の時代ではスタンダードです。

ただ個人的にDisplayPortはおすすめできません。画面をスリープさせると解像度や配置(ウィンドウ)がずれます。最悪なパターンだと画面外に飛んでってしまいます。

しょちょー

めちゃくそ使いにくいんよ

4K144hzや８K60hzに対応しているメリットもありますが、それ以上にデメリットが鬱陶しくて自分は使ってませんね。

そんなDisplayPort端子が3つ付いていて、HDMI2.1端子が1つだけ。これはちょっと発狂しちゃいますw

しょちょー

俺は対策としてHDMIへの変換器をつけてるぞ

助手ちゃん

余計なコストがかかっちゃうね

HDMI2.1は4K120fpsに対応しているのでシンプルにありがたい。もう1つの端子はHDMI2.0でいいからつけて欲しかったですね。

メモリはDDR4

メモリは32GBですがDDR4を採用しています。今はより高性能のDDR5がありますが、互換性の問題だったり対応しているマザボでないとダメだったりと取り替えは不可です。

スペックでは理論上最大２倍の差があるDDR4とDDR5ですが、ゲームプレイ時の差は実際のところ数パーセントレベルの差しか出ないことがわかっているので、これはそこまでナーバスに考える必要はなさそうです。

ベンチマーク測定の結果

今回利用したベンチマークがこちらです。

SteamVRパフォーマンステスト
VR Mark Orange Room
OpenVR Benchmark
Time Spy
VRカノジョ
COM3D2
ファイナルファンタジー15
夏のサカり

助手ちゃん

VR向けのやつから定番のベンチマークもあるね

SteamVR パフォーマンステスト

もはや形骸化しているSteamVRパフォーマンステスト。やるまでもなくわかる振り切ったVRレディ。過去にラップトップの2070SUPERで測った時も同じ結果でした。

VR Mark Orange Room

VR Mark Orange Roomのベンチマーク。スコア分布図を見ても上位層の仲間入りしていますね。

オーバークロックをしているわけでもなく、通常設定で電源の負担を抑えた状態なので上位の中では下の層って感じ。

OpenVR Benchmark

めちゃくそに重いOpenVR Benchmark。Meta Quest2使用時でこれだけのfpsが出るのは強いですね。

ラップトップ2070SUPERの時は23fpsでした。高fpsを目指したいならVIVEProやOculus RiftSのような解像度の低い旧世代ヘッドセットを使う必要があります。

ついでにReverb G2で測ると30fpsいくかどうかでした。こういった本当に重いVRコンテンツではまだまだフラフィックカードの改善の余地があるということですね。

しょちょー

流石に重すぎやでw

Time Spy

ベンチマークといえば定番のTime Spy。4K解像度のモニターに接続しての計測。3090のベンチマークなら19000クラスは欲しいところでしたが18000とちょっと物足りない結果に。

ただ過去にやったラップトップの2070SUPERで測った時と比べてかなりヌルヌルで迫力ありました。

VRカノジョ

VRのゲームといえば未だにVRカノジョが世間のイメージとして残っています。VRカノジョってそこそこ高性能なPCが要求されるんですよね。

特にハイクオリティ設定+エフェクトONでプレイするならかなり上位スペックが要求されます。

上の画像はMeta Quest2を装着しハイクオリティかつSSAOをultraに設定してのベンチマーク結果です。

スコア：約895223
fps：平均120

Meta Quest2を使用時にVRカノジョのfpsを上げるには、Oculusアプリの設定でMeta Quest2本体のリフレッシュレート設定を変える必要があります。

これをしないと上限が72hzになっているためfpsも71~72で動きません。

このあと設定をノーマルにしてベンチマークを回したところ‥‥‥

スコア：約895310
fps：平均120

スコアがほぼほぼ変わらないという結果に？w

しょちょー

なんでやねん‥‥‥

設定変わってなかったのか確認しましたが、ちゃんとクオリティ設定がノーマルになっていました。

さて、最後にレンダリング解像度を大幅に上げてのベンチマーク測定をしてみます。

こんな感じで元のレンダリング解像度の1.7倍まで上げました。現状できるMAXの値ですね。

Side Questを使えばもっと詳細に設定変更ができますが、今回は公式アプリからの設定だけにしておきます。

スコア：約256663
fps：平均70

設定はハイクオリティかつSSAOをultra。

レンダリング解像度1.7倍にすると流石に星２のやや快適といったところ。fpsも動きがあるところでは60~70あたりに落ちるのでレンダリング解像度を上げすぎるのは快適さとのトレードオフです。

しょちょー

まぁ1.5倍くらいまでなら上げても普通に良さげだな

COM3D2

COM3D2体験版にあるベンチマークをMeta Quest2に繋げて測ってみました。

アンチエイリアス・影のクオリティ・テクスチャクオリティを高めての測定でスコアは14329。

OMEN17ラップトップで測った時は10617だったので、めちゃくちゃ世界が変わるとまではいかないレベルです。

COM3D2は特にデスクトップで遊ぶ場合はCPU性能がかなり重要になってくるのでGPUの恩恵はあまりないんですよね。

ただこのハイスペックPCならReverb G2で本編を起動して遊んでも滑らかにストレス一切なく遊べます。

助手ちゃん

VRでも発色が良くてそこそこ滑らか

ファイナルファンタジー15

4K解像度+高品質でのプレイ。

スコア：8236
fps：平均93

平均fpsが93となっていますが、戦闘で敵が多くて激しい動きをしている最中はfpsが65~80くらいで安定していました。静かな場所だとfpsも100を超えてくる感じです。

ひどいカクツキなどは発生せず、一瞬だけテンポが遅れる瞬間が１回発生するくらいでした。

一方でフルHD解像度で標準品質でのプレイならこのようになりました。

スコア：21300
fps：平均224

平均fpsが224となっています。激しい戦闘中はもう少し下がりますがフルHD標準品質ならかなり快適なプレイができます。

夏のサカり

夏のサカりを4K解像度+クオリティ高設定で測定。スコアは37512とかなりの高数値。

ただラップトップOMEN17の時に測定した時もWQHD解像度+クオリティ高設定で32869のスコアが出ていました。このくらいのゲームなら楽勝でしょうね。

実際にRTX3090でVRを遊んでみた感想

2070SUPERラップトップと比べてデスクトップのRTX3090に切り替えた結果どう変化したのか？結局その価値はあったのか書いています。

アダルトVR動画

【VR】天井特化アングルVR ED治療のスペシャリストセックスカウンセラー森日向子より

大きな変化はない(少しは綺麗になる)
上位解像度のヘッドセットを使えるのはグッド

3090にしたからといってアダルトVR動画が劇的に変化するわけではありません。

ただMeta Quest2のパワーを限定解除して潜在能力を発揮させることは可能。

Oculusアプリからレンダリング解像度を上げて利用したり、SIDE QUESTで画質をはじめとした詳細設定を変更して映像を綺麗に映すことはできます。

これによってPCVR時の映像美が上がってアダルトVRを楽しむことはできますね。Meta Quest2の場合有線だと圧縮がどうしてもあるので劇的変化とまでは言いませんが、それでも改善されます。

また高スペックPCにしたことでReverbG2のような高解像度のHMDを難なく利用することができるようになります。

Reverb G2は液晶ですが発色がよく解像度が高いため、Meta Quest2よりも綺麗な映像を見ることに長けています。

その力を遺憾なく発揮できる3090なら最大限のパワーでReverb G2を活かすことができますね。

ただ問題として、現状日本のアダルトVR動画は4K解像度が主流です。海外のVR動画だと５K〜６Kの動画が主流だったりするのでまだまだ力を持て余すのが少しもったいないところです。

助手ちゃん

つまりアダルトVR目的で3090は意味がないってこと？

しょちょー

意味がないとは言わないが過剰スペックなのは間違いないな

VRエロゲ

映像の読み込みが大幅に速くなった
レンダリング解像度を上げてプレイが可能に
最高設定でも普通に遊べる幸せあり

VRエロゲに関しては間違いなくCorei9 12900K+RTX 3090の恩恵を受けていると感じます。

例えばOculus Linkをスタートした時の画面の映りの速さ。SteamVRを起動した時のホーム画面の表示の速さは2070SUPERラップトップと比べてかなり改善されました。

Before：がっがっがっがっがっがっががががががががピッ
After：がががピッ

しょちょー

こんな感じで映るまでのロード時間がかなり短くなったぞ

助手ちゃん

わかりづらくて草です

そしてMeta Quest2でのプレイなら120hz＋レンダリング解像度を上げてのプレイでそれなりに安定感があること。

もちろんゲームによっては動きが悪くなることもありますが、しっかり性能を発揮していると実感できます。

また、Reverb G2でのプレイが可能になったことも大きな変化です。

Reverb G2はMeta Quest2よりも高解像度なので要求スペックが上がりますが3090なら快適に遊べます。

Meta Quest2よりも明らかに発色が綺麗で映像に関する満足度は高まります。ただ問題はコントローラーのバインド設定を変えないと操作不可な部分が出てくる点。

とはいえ、高設定にしてもVRゲームのカクツキを抑えて普通にプレイできるというメリットはかなり大きいですよ。

VRCは3090にしても重くなると聞きますが、ただ重い状態で耐えてくれるのも3090の良さだとか。

とにかく12900K+3090を用意することで「これでダメなら諦めがつく」という心境になります。

中途半端なスペックで妥協すると「もっと上のスペックならもしかしたら‥‥」というモヤモヤと戦うことになるかもしれません。

だからゲーミングPCを買う場合は可能なかぎり自分の限界地点まで散財しましょうw

助手ちゃん

悪魔の誘惑や！！

▲VRエロゲを探しているならこの記事を参考にしてみてください。情報量はガチです。

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