MaeckerVRさんから第2弾提供品としていただいたフェイスパッドのレビューです。第2弾はこの前レビューした充電ドックと今回レビューするフェイスパッドの2つですね。正式名称は『VR Facial Interface Comfort Face for Q3』。
さて、フェイスパッドといえば大まかに2通りの選択肢があります。
スポーツ向けのフェイスパッド→シリコン製orシルク製orメッシュ
用途によって最適解は変わるのですが、今回レビューしていくMaeckerVRさんのフェイスパッドはPUレザー製。
PUレザーフェイスパッドは多くのサードパーティ製で見かける定番商品の1つ。フカフカしているため顔への圧力をしっかり軽減してくれるメリットがありますが、PUレザーの特性からくる蒸し暑さと汗が溜まってしまうデメリットも存在します。
そこのところどうなっているのか、実際にMaeckerVRさんのフェイスパッドをじっくり使ってみてレビューしていきます。
MaeckerVR フェイスパッド for Quest3 の詳細
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | Maecker |
素材 | PUレザー |
サイズ | 実測値:縦17.0 x 横10.5 x 高さ9.0cm |
重さ | 約g(実測値) |
価格 | 公式:3,600円 Amazon:2,599円 ※価格は変動するので各自チェックしてください |
頑丈なブラケットで数秒で取り付け可能かつ通気性のあるデザイン。
幅13.5cm以下のメガネに完璧にフィットし、13.5-14.2cmの間ではフォームに触れるがフィット可能。
取り外し可能なシリコン製ノーズガード付き。
おまけとしてレンズプロテクターが付いてくる。
MaeckerVR のレビュー
ここからは実際に手元にあるMaeckerVRさんのフェイスパッドを使ってレビューしていきます。
開封レビュー

- フェイシャルインターフェイス(PUレザーフェイスパッド付き)
- スペアのフェイスパッド
- レンズプロテクター
- レンズ拭き
- 取扱説明書(英語のみ)
比較的安い価格で売られているフェイスパッドですが中身はもりもり。フェイスパッドが合計2つ入っていて、プロテクターやレンズ拭きまで付いてくるのでお得感があります。
測定・計量レビュー
測定
![]() | ![]() |
![]() |
ざっくり実測値で横×縦×高さ=17.0×10.5×9.0cmとなっています。当たり前ですがフェイシャルインターフェイスの部分が公式サイズと異なると嵌まらなくなるので大きさに関してはどのメーカーも似たような数値に落ち着きます。
計量
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
重さを計量していきましょう。全体の重さは65.5gとなっています。サイズは似たようなものと書きましたが、重さに関してはモノによって多少差がでます。
MaeckerVRさんのフェイスパッドはかなり軽い部類であり、公式が71g・KIWIが75g・AMVRが71g(シルク)となっています。(実測値)
確かに意識して手に持って比べてみるとMaeckerVRが軽いような気がしますが、ぶっちゃけると重さそのものが装着感に影響を与えているかというと微妙です。微差です。
ただし、軽くしていることによる影響もあり、それを実用レビューのところで説明しますね。
実用レビュー

PUレザーパッドとして最低限の性能はある
メガネ用に奥行きが確保されている
アプリが立ち上がらなくなることある(センサーとの相性?)
インターフェイスがスライド調整(深さ調整)できない
インターフェイスが本体にハマりやすい
KIWIやAMVRの手持ちのフェイスパッドと比べてMaeckerVRさんのはQuest3本体にハメやすいです。これは1番いい。管理人はAMVRのやつを愛用しているのですが、これの弱点はなぜか毎回ハメるのに苦労すること。それと比べて今回のやつはかなり楽にカチッとハマります。個体差あるのかもしれませんが少なくとも手持ちのやつで比較するとMaeckerVRさんのがストレスなく使えますね。
メガネ向けの奥行きが確保されているが調整は不可
![]() | ![]() |
![]() |
MaeckerVRのフェイシャルインターフェイスはメガネを使う人向けの構造になっていますが、一方でメガネを使わない人にとっては必要以上にスペースが取られていると言えます。
AMVRや公式のインターフェイスにはスライドさせる機能が搭載されているので、メガネの有無によって目とレンズまでの距離感を最適に調整することができます。
距離感が縮まるとどういったメリットがあるかというと、シンプルに視野角が広くなります。レンズとの距離が離れれば当然視野角は狭くなります。
なので眼鏡を使わないユーザーにとっては公式かAMVRのインターフェイスの方が恩恵があり、AMVRなら心地よさと視野角の両方を確保できるという一石二鳥。この点に関してはAMVRが強いという結論です。
ちなみになんですけど、ぶっちゃけメガネ使うくらいなら度付きレンズを装着した方がいいですよ。どのフェイスパッドもコンパクトなメガネなら付けられるんですけど、横からの圧力がかかって細めのメガネはいつか折れます。マジで本当に折れるので度付きレンズを使いましょう。
Prescription Lenses(処方箋レンズ)なら度付きで視力補正が可能。
本体の熱を感じやすい
フェイシャルインターフェイスが軽量化されている一方で、その割りを食っているのが排熱性能またはパッド部分の耐熱性能と思われます。
というのもMaeckerVRさんのフェイスパッドは明らかに熱さを感じるんですよね。あまり本体が熱くならないゲームなら問題ありません。しかしバイオ4を一定時間プレイした時の熱さを比べてみたのですが、MaeckerVRさんのはQuest3本体からの熱をダイレクトに感じやすい。顔が熱い。
他のフェイスパッドに取り替えると熱が軽減されるので、MaeckerVRさんのフェイスパッドは熱対策がいま一歩なのかもしれません。KIWIならパッドの厚みで耐えられるしAMVRならアイスシルクなので熱さを感じづらい。それと比べると軽くて薄いMaeckerVRさんのパッドは熱さに弱いと言えそうです。
アプリ立ち上がらなくなる問題にたまに直面
例えばYouTubeVRを起動して楽しんだ後にQuest3を外します。一定時間経過後再び被ってQuest3を起動させようとするとずっと読み込みのままになり、アプリが再度立ち上がりません。
数回やっても結果が変わらないので別のフェイシャルインターフェイスを装着するとアプリが立ち上がるため、このフェイシャルインターフェイスによってセンサーが何か阻害されている可能性ありますね。
実はAMVRのアイスシルクを装着している時に一時期Quest3装着中に暗転してしまう現象が発生していました。なぜか今は全くしないので運もあるし個体差もある?インターフェイスがしっかり装着されていないとそうなることもあるし、様々な理由が考えられます。
今回も毎回アプリが立ち上がらないわけではないので、確率で発生するものと割り切るしかないかなといったところ。
まとめ

サブのパッドが用意されているのでメンテナンスしやすい
比較的軽くて装着しやすいインターフェイス
プロテクターやレンズ拭きが付いていてありがたい
スライダーによる調整機能はない
たまにセンサー問題に直面(個体差?確率?運ゲー?)
安さをとるか ハイクオリティをとるか
メーカー | 値段と特徴 |
---|---|
![]() | 2,599円+500円OFFクーポン クオリティまずまず。明らかに安いので入手しやすい。公式デフォルト装備よりも装着感は上がるが熱さを感じやすい。 |
![]() | 3,999円+500円OFFクーポン クオリティはいいが鼻が大きい人だと息苦しさあり。人によって大きく評価が変わるがフカフカな厚みあるクッションが魅力。 |
![]() | 4,380円+5%OFFクーポン PUレザーとアイスシルクのセット。アイスシルクはめちゃくちゃおすすめだがPUレザーは普通。セットなのでやや高い。インターフェイスが他のより装着しづらい。 |
有名メーカー・ブランドと比べるとどのアクセサリも入手しやすい価格になっているのがMaeckerVRの強みです。商品にもよるんですけど、値段以上の仕事をしてくれる=コスパがいいというのがMaeckerVRさんの特徴ですね。
ただ、今回のフェイスパッドに関しては値段通りのクオリティといったところ。なので性能のいいフェイスパッドを求めているならお金を出して他のフェイスパッドを購入するという選択肢をとった方がいいかも。
PUレーザー製なのでスポーツ向けではないことを考慮に入れておきたいですね。冬場ならいいですけど、夏場だとPUレーザーは蒸し暑いです。
涼しさを求めるならKIWIのフィットネスタイプやAMVRのアイスシルクを選択するのを推奨します。
こんな人におすすめ
本体が熱くなるようなゲームはあまりプレイしない人
PUレザーのふかふか感を求めている人
購入はこちら
※公式サイトで買う場合クーポンコード「AdultVR-LAB」を入れれば20%OFFになります。

解像度・視野角・コントラスト・カラーパススルーがパワーアップしていて納得のデバイスになっています。1台目はこれ買っておけ!
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥81,400(512GB)価格改定 |

2024年9月20日にPico4の上位版が登場。中身が強化されQuest3とほぼ同等になりました。Quest3より優れている点も劣っている点もあるため用途次第といったところ。
Picoのトラッカーと併用してスタンドアロンでVRSNSを遊ぶなら最適な選択と言えそう。アダルトもいけます。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:DL動画を視聴可能(ストリーミング・月額見放題・+1Dは不可)。 PCVR時:全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥89,800(256GB) |

Quest2の後継機とも言える新エントリーモデルが登場。SnapdragonXR2Gen2搭載のため、8kVR動画をスムーズに再生できるようになりました。カラーパススルーもあるのでお手軽にVR・MRを体験したい人向けの機種です。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥48,400(128GB) ¥64,900(256GB) |

アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | 本体:¥116,599 会員費:一括¥46,595または月額¥2,157の24回払い |