今回レビューするのはKIWI designのフェイスクッションパッド「V3」です。正式名称は「V3 Facial Interface」。
Meta Quest3のフェイスクッションはずっとデフォルトのものを使っていたのですが、「顔への刺激をもっと軽減させたいなぁ」と思い自腹で購入しました。
それでは使い勝手がどうだったのかをズバッとレビューしていこうと思います。
KIWI design Quest3 フェイスクッションパッドV3の特徴
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | KIWI design |
サイズ | 実測値:縦10. 5x 横16.5 x 高さ9.0 cm(最も長い部分を計測) |
重さ | 実測値:約75g |
価格 | 公式:5,100円 Amazon:3,999円 ※価格は変動するので各自チェックしてください |
幅広く柔らかいフェイスクッションによる長時間プレイへの対応
PUレザー製によるアレルギー反応の防止
2つのアップグレードされた鼻パーツと幅広のフェイスクッション
素早い装着と安定性
KIWI design Quest3 フェイスクッションパッドV3のレビュー
ここからは実際に「KIWI design Quest3 フェイスクッションパッドV3」を使ってのレビューをしていきます。
開封レビュー
箱のサイズは最低限でコンパクト。比較的綺麗な方ですね。それでは中を取り出して中身を確認していきます。
- フェイスクッション本体
- 取扱説明書
取扱説明書は日本語にも対応。ちなみにフェイシャルブラケット(硬い部分)とパッド部分は最初からくっついていますが、バリバリによってくっついているので取り外しが可能です。
実測レビュー
測定する
縦×横×高さ=10.5×16.5×9.0cm。サイズ的にはQuest3デフォルトのフェイスクッションと差がほとんどありません。
微差ですが、PUレザーの方がふっくらしているため眼鏡の入りやすさはデフォルトの方です。
計量する
KIWI V3 | 公式デフォルト |
KIWI designのV3は75g、公式デフォルトが71g。その差は4gとなっています。差が全くないとは言いませんが、重さを体感できるほどの差はほとんどありませんでした。
実用レビュー
遮光性の向上
左がデフォルトフェイスクッション装着時、右がKIWIのV3装着時。素材以外で大きな違いを挙げるなら鼻の部分の遮光性です。
デフォルトだと鼻の部分にスペースがあるため光の遮断性がいいとは言えません。その点KIWIは完全に光を遮断することができます。装着すると真っ暗。集中してVRをプレイしやすくなりました。
顔面への圧力の軽減
PUレザー性のクッションなのでデフォルトよりもフカフカな感触に変わりました。単純に顔への圧力のかかり方が軽減している印象。クッション性が上がって顔の痛みの発生を抑えてくれています。
鼻部分の快適性が犠牲に
使っているうちに欠点が見つかりました。第1の欠点、それは鼻周りの肌触りが微妙だということです。
鼻部分の遮光性を上げるために密着度が高いのですが、鼻の左右にレザーの先っぽが当たっていて顔を動かしてプレイすると鼻に触れているのがストレスになる。これ気になる人はマジで気になると思います。
汗をかくと蒸れるので注意
PUレザー性なので汗をかくようなゲームやエロを遊ぶ人にはぶっちゃけあんまり適していないかもしれません。
そもそもデフォルトのフェイスクッションより密着度が上がっているため密封性が高く、ムワッとして暑いので汗をかきやすくなる。そしてPUレザー素材のフェイスパッドは蒸れやすいです。
汗をかく前提でフェイスクッションを変えるならPUレザーよりも別の素材のフェイスクッションを選ぶか、もしくはVR用アイマスク(顔に装着するやつ)を用意するのがいいです。
レビューまとめ
フカフカ感がアップして顔への圧が軽減
着脱がめちゃくちゃ簡単
汗で蒸れやすい
目的次第
PUレザー素材の長所と短所を理解した上で購入するならダメではない。けど、ぶっちゃけ「これがイイ!」と胸を張って言えるレベルかというと…。他にも選択肢は普通にありそうなデキ。
公式サイトのレビューにはこんなことが書かれています。
The top of my nose was pinched (not good for working out)
この指摘されていた鼻の部分の不快感がマジだった。鼻の左右に少し圧がかかるので鼻呼吸がしづらくなった。
快適になりたいなら、いっそレザーの先っちょをちょん切る加工を自分でやるとかそういった工夫が必要になるかもしれないです。
鼻の形は人によって異なるので必ずしも当てはまるわけではないものの、管理人は不快に感じる側でした。
スポーツ系のVRゲームを遊ばない人で「遮光性を高めたい人」+「顔への圧力を軽減したい人」なら購入の選択肢にはなりそうです。ただ特別おすすめとまではいかないかなぁ。
AMVRの方が良さげ
総合評価・レビューを見て比較するとAMVRのこちらのフェイスパッドの方が良さげな選択肢。PUレザーとアイスシルクの2種類セットになっていて、ユーザーが目的に応じて取り替えることが可能。
特に汗対策をするならアイスシルク素材のフェイスクッションが効果を発揮します。夏場はこっちを付けて、涼しくなったらPUレザーに換装する的なことができるので、値段は今回紹介したKIWIより高いですが、値段相応の仕事をしっかりしてくれるタイプですね。むしろ2種ついてくることを考えると安い。
こんな人におすすめ
遮光性とクッション性の高いものを探している人
鼻がコンパクトな人
購入はこちら
解像度・視野角・コントラスト・カラーパススルーがパワーアップしていて納得のデバイスになっています。1台目はこれ買っておけ!
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:ストリーミング・月額見放題・DL動画を視聴可能。(+1D連動不可) PCVR時:全ての動画に対応。 |
価格 | ¥81,400(512GB)価格改定 |
2024年9月20日にPico4の上位版が登場。中身が強化されQuest3とほぼ同等になりました。Quest3より優れている点も劣っている点もあるため用途次第といったところ。
Picoのトラッカーと併用してスタンドアロンでVRSNSを遊ぶなら最適な選択と言えそう。アダルトもいけます。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:DL動画を視聴可能(ストリーミング・月額見放題・+1Dは不可)。 PCVR時:全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥89,800(256GB) |
Quest2の後継機とも言える新エントリーモデルが登場。SnapdragonXR2Gen2搭載のため、8kVR動画をスムーズに再生できるようになりました。カラーパススルーもあるのでお手軽にVR・MRを体験したい人向けの機種です。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:ストリーミング・月額見放題・DL動画を視聴可能。(+1D連動不可) PCVR時:全ての動画に対応。 |
価格 | ¥48,400(128GB) ¥64,900(256GB) |
VRChatなどのVRSNSではアイトラッキング・フェイストラッキングによる優位性があるので、用途によっては選択肢になります。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:ストリーミング・月額見放題・DL動画を視聴可能。(+1D連動不可) PCVR時:全ての動画に対応。 |
価格 | ¥117,690(256GB) |