前回レビューしたMaeckerVRの『バッテリー付きヘッドストラップ』に続いて今度は『Quest3向けの充電コントローラーグリップ』をレビューしていきます。
提供を受けたため自腹レビューではありませんが、それでも可能な限りズバッと良し悪しを暴いていくのがうちのサイトのスタンス。
しっかりレビューして充電コントローラーグリップは買いなのか?そしてどんな人が買うべきなのかをまとめています。Quest3のコントローラーを今より快適に使いたいと思っている人は是非読んで見てください。
MaeckerVR 充電コントローラーグリップの詳細
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | Maecker |
バッテリー | 容量:1036 mWh 連続稼働:約19時間 |
サイズ | 実測値:縦18.0 x 横7.5 x 高さ5.0 cm |
重さ | グリップのみ:約70g(実測値) |
価格 | 公式: Amazon:4,999円 ※価格は変動するので各自チェックしてください |
フル充電後のバッテリー稼働時間は約19時間
人間工学に基づいたバッテリーグリップで滑りを防止
推奨される手のひらの幅:2.3インチ~4.7インチ/6~12cm。
取り付けが簡単でトラッキングを阻害しない
サイズ測定
重さ計量
グリップのみで68g、グリップ+バッテリー+コントローラーで175g。
コントローラー+乾電池の一般的な組み合わせだと120gちょっとなので純粋な重さとしては約1.45倍ほど重くなる計算です。
MaeckerVR 充電コントローラーグリップのレビュー
ここからは実際に手元にあるMaeckerVRさんの充電コントローラーグリップを開封しレビューしていきます。
開封する
こちらが商品。早速開封していきます。箱・外装はコストカット気味で高級感はなし。まぁ問題は中身がいいかどうかです。
- コントローラーグリップL/R
- バッテリーL/R
- 充電用ケーブル(USB-Cケーブル)
- 取扱説明書
組み立てる
説明 | 画像 |
---|---|
Quest3のコントローラー(Meta Quest Touch Plus)を用意する。 | |
コントローラーの蓋を外し、電池とストラップを外す。 | |
②のバッテリーをコントローラーに装着する。L/R用に別れているので確認すること。 | |
①のグリップを用意しコントローラーに装着する。グリップの爪をコントローラーの凹部分にカチッとハメる。 | |
完成。充電してから使う。また取り外した純正の蓋とストラップは保管しておこう。 |
実用レビュー
MaeckerVRの充電コントローラーグリップをQuest3コントローラーに装着して使ってみた感想としては以下の通り。
電池取り替えが不要になって気分がラクになった
USB-Cで充電できてストレスなし
ボタンまでの距離が増えるので手の小さい女性には不向き
公式パーツの保管が必要で紛失しないか心配
ホールド力が上がってゲームの臨場感をより強く感じる
MaeckerVRの充電コントローラーグリップは紐を引っ張ることで、手をギュッとホールドして安定感をもたらしてくれます。緩めるときはボタンを押すと簡単に調整可能。
Quest3のコントローラーの純正ストラップが特別ダメとは言いません。ですが「ホールド力を上げてズレないようにしたい」という目的があるならMaeckerVRのこのストラップの方ががっつりホールドできます。
このように握らなくても手にくっつくレベルでホールド可能。コントローラーを大きく動かすゲームをするときに安心感がありますね。
例えば『VRider SBK』ではコントローラーを横にしてプレイします。バイクのアクセルを吹かす時にコントローラーをツイストスロットルに見せかけてプレイできるのですが、デフォルトのコントローラーよりも重さがあって安定感のあるグリップを装着してプレイした方が臨場感が上でした。
バイオ4ではプレイヤーの下に刃物や銃があるのでそれを掴むときの安定感や臨場感がアップ。左手でナイフを、右手でハンドガンを持って戦うからホールド力は大事です。
もちろん音ゲーエクササイズゲーでも活躍するし、寝ながらVRでまったりスケベなコンテンツ遊ぶときにもコントローラーをギュッと握っている必要がなくて便利。ベットに置いておくとコントローラーがどっかいっちゃって数秒迷子になる時ありますから。
そういった対策にも使えて素直に良かった。ゲームしていてトラッキングが途切れるといった問題も発生せず安定して稼働できます。
電池の交換が不要になって気分がラクに
デフォルトだと乾電池を用意していないと電池が切れた時に使えなくなります。Quest Proのコントローラーは充電式なので、充電のほうが気持ち的にラクなのは知っていました。
もちろん乾電池には乾電池の良さがあるのですがまとめて買っておく必要があるし、交換するとき使い切った電池は捨てないとダメ。まぁ……個人的には面倒。だから充電式にできるのはありがたい。電池の持ち自体はいいんですけどね。
それと付属しているケーブル1本で2つ同時に充電できるのもナイスです。バラバラだと2つUSB消費するから素直に褒められる点ですね。
ボタンが遠くなるので女性は特に注意
グリップを装着することによって起こり得るデメリットを挙げるとすると、ボタンと指の距離が遠くなること。グリップ装着によって太くなるので物理的にボタンが遠くなるのは仕方ない。管理人もいつも通りの握りでプレイしたら最初は違和感を覚えました。
一般的な男性の手のサイズならそれでも問題なくプレイできるのですが、手が小さい女性の方はこれ装着すると操作おぼつかなくなる可能性ありますね。
もしホールド力ではなく充電だけが目的で買いたいのなら、素直に公式の「Meta Quest 3充電ドック」を買ったほうが安定ですね女性の方は。そちらにコントローラー充電用の電池が付属していて、ドックに置くだけで本体とコントローラーの充電が可能になります。(公式ドックなのでサードパーティ製のアクセサリをつけていると充電できない可能性がある点には注意。)
純正パーツが余るので保管が必要
充電グリップに取り替えた後は電池の蓋とストラップが余り物になります。そのまま一生使うことがないかもしれないし、もしかしたら元に戻すかもしれない。必要になる時が来るかもしれないので、どこかに保管しておくのがベター。
大雑把な性格の人だとどこかに放置しておいて、いざ必要になった時に行方不明というパターンが考えられます。どこかに保管しておく必要があるので事前に考えておくといいかも。それかもう純正には戻らないと決意するか。
レビューまとめ
ゲームプレイ時の安定感と臨場感が上がった
充電できるようになって乾電池とおさらば→気持ちがラクに
コントローラー充電しながらでも遊べる
シンプルに重くなった
1つ持っていれば便利になる
個人的にはグリップをつけたことによるメリットがデメリットをしっかり上回りました。USB-Cケーブルはたくさん用意してあるので、充電の手間に関してまったく問題ありません。充電しながらも動かせるし。
寝ながらエッッッなVRコンテンツを見たり遊んだりする時もストラップでギュッとホールドするのは便利ですね。握らずに固定できるからずっと手に力入れなくていい。
このグリップ(とバッテリー)を1セット持っていればQuestで気持ちよく遊べますね。別になくてもいいけど、あると便利枠として優秀でした。
弱点はシンプルに重くなるのと自分の手のサイズに合うかどうか
バッテリーを換装してグリップを装着するので当然コントローラーが重くなります。Meta Quest3のコントローラーはコンパクトで軽いのが魅力の1つなので、そこを犠牲にするという見方もできますよね。重いからこそ臨場感が上がるとか剣を振っている感覚になるとかメリットもあるので一概には言えませんが、人によっては重くて疲れやすくなるかも。
それとBボタン/Yボタンを押すのが遠くなります。手のサイズが小さいとゲームをプレイするのに支障が出かねません。男性平均サイズの管理人でも意外とピッタリな感じ。もうちょっと手が小さい人は違和感大きいだろうなと。そこは何度も言うけど気をつけてください。
こんな人におすすめ
コントローラーをがっしり固定したい人
コントローラーを握らなくてもいい時間を確保したい人
コントローラーを衝撃から保護したい人
手のサイズが平均クラス以上
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※公式サイトで買う場合クーポンコード「AdultVR-LAB」を入れれば20%OFFになります。
解像度・視野角・コントラスト・カラーパススルーがパワーアップしていて納得のデバイスになっています。1台目はこれ買っておけ!
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:ストリーミング・月額見放題・DL動画を視聴可能。(+1D連動不可) PCVR時:全ての動画に対応。 |
価格 | ¥81,400(512GB)価格改定 |
2024年9月20日にPico4の上位版が登場。中身が強化されQuest3とほぼ同等になりました。Quest3より優れている点も劣っている点もあるため用途次第といったところ。
Picoのトラッカーと併用してスタンドアロンでVRSNSを遊ぶなら最適な選択と言えそう。アダルトもいけます。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:DL動画を視聴可能(ストリーミング・月額見放題・+1Dは不可)。 PCVR時:全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥89,800(256GB) |
Quest2の後継機とも言える新エントリーモデルが登場。SnapdragonXR2Gen2搭載のため、8kVR動画をスムーズに再生できるようになりました。カラーパススルーもあるのでお手軽にVR・MRを体験したい人向けの機種です。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:ストリーミング・月額見放題・DL動画を視聴可能。(+1D連動不可) PCVR時:全ての動画に対応。 |
価格 | ¥48,400(128GB) ¥64,900(256GB) |
VRChatなどのVRSNSではアイトラッキング・フェイストラッキングによる優位性があるので、用途によっては選択肢になります。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:ストリーミング・月額見放題・DL動画を視聴可能。(+1D連動不可) PCVR時:全ての動画に対応。 |
価格 | ¥117,690(256GB) |