MaeckerVRさんから再び提供品をいただきました。この記事でレビューしていくのは「MaeckerVR 高速充電ドック(Meta Quest3用)」です。ちなみに正式名称は『S3 Charging Dock』となっています。
Quest3の本体とコントローラーをこのドックに置くだけで充電することができるというのが商品の強みであり、同時にバッテリー付きエリートストラップの充電までできるという便利そうなドック。
果たして本当に優れたドックなのか、何か落とし穴が存在しないのかをズバッと暴いていきます。
MaeckerVR 高速充電ドック(Meta Quest3用)の詳細
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | Maecker |
充電 | 45Wアダプター(USB-C) コントローラー用1800mAh充電式バッテリー付き |
サイズ | 実測値:縦8.0 x 横36.5 x 高さ5.0cm |
重さ | 約570g(実測値) |
価格 | 公式:10,200円 Amazon:9,999円 ※価格は変動するので各自チェックしてください |
本体2時間・コントローラー4時間以内の充電。
コントローラー用1800mAh充電式バッテリーが付属。
スタイリッシュなデザインのスタンドドック。
ON/OFF可能なLEDインジケーターライト。
MaeckerVR 高速充電ドック(Meta Quest3用)のレビュー
ここからは実際に手元にある「MaeckerVR 高速充電ドック(Meta Quest3用)」を使ってレビューしていきます。
開封レビュー
横に細長い箱に入って送られてきます。想像していたよりも細くてスレンダー体型。それでは開封して中身をチェックしていきましょう。

- 高速充電ドック本体
- コントローラー用充電式バッテリー(1800mAh)
- 充電用USB-Cケーブル2本
- コントローラーのバッテリー蓋
- 45Wアダプター
- 取扱説明書
充電ドックでコントローラーも充電できるように専用の電池とコントローラーの蓋が付属しています。
Meta公式の充電ドックも同様の仕様となっていて、コントローラーをドックに差し込むと充電できるのが偉い。
公式ドックの方は「置く」という感じですが、MaeckerVRのドックはスポッと差し込むという感じ。差し込むとはいってもグッと押し込む必要はなく、本当にスポッと穴に丁度いい感じで入るため使い勝手は結構良さげとなっています。
計測レビュー
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カメラの角度のせいで微妙に数値とメジャーの値のズレがありますが、画像に書いた数値の方が正しいです。実測値が縦8.0 x 横36.5 x 高さ5.0cmといったところ。
ドックにMeta Quest3を設置すると奥行き約30cmになるので、スペース確保の目安として横×縦=40×30cmほど事前に用意しておきましょう。
ドックの重さは570g。設置して使うので重さは気にならないです。設置した時のバランスも良くてグラつきません。
コントローラーバッテリー
充電対応にするため、Meta Quest Touch Plusコントローラーの電池を取り替える必要あり。付属している電池を装着し、バッテリー部分の蓋を公式から専用の蓋に取り替えます。
ちなみにデフォルトの細いストラップはつけたままでも大丈夫ですが、公式アクティブストラップやサードパーティ製のアクティブストラップは未対応なことに注意。
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そして蓋を装着してみたんですが……ちょっと減点ポイントを発見。蓋のハマり具合が公式と違ってカチッと綺麗に入らない。
一応これでも装着できているのですが、純正品ほど気持ちよくカチッといかないので気になる人は気になるかも。管理人も最初「ん〜??」と思ったけど、これで使っているうちに何か不具合が起こることもなく気にならなくなりました。
実用レビュー
ここからは本体の充電ドックを実際に使ってみてのレビュー。ドックなので置いて使うだけなのですが、それでも良かった点・悪かった点がいくつか見つかったのでまとめてみました。
光すぎない適度なデザインでスタイリッシュ
エリートストラップのバッテリーも充電できる
Quest3をおしゃれに設置できる
アクティブストラップ付けたコントローラーには未対応
本体の充電が若干シビアなのは確か
最初に触れておきたいこと:本体設置充電の条件が若干シビアである
Amazonレビューにも書いているの人がいるのですが、確かに「Quest3本体の充電部分がシビアである」という評価がわからなくもない。まず前提として以下のことを確認しておきましょう。
サードパーティ製のフェイシャルインターフェイスおよびフェイスパッドを装着していると充電できません。
AMVR・KIWI・MaeckerVRのフェイシャルインターフェイスを使って実験してみましたがどれも無理でした。他社製品は仕方ないにしてもMaeckerVRのフェイスパッドを使ってもダメなのは残念。
この3つを実験した後に公式のフェイシャルインターフェイスを装着したら充電できたので、公式のものを使うしかないでしょう。説明書にもそう書いてあります。
しっかりカチッと奥までハメた状態ならちゃんと充電されるので安心してください。装着が甘いと上手く充電できない事象が発生します。ウチの個体では安定して充電できています。
フェイシャルインターフェイスの装着が不十分だと公式のものでも上手く充電できないことを確認しました。ストラップのバッテリーを同時に充電できる
フェイシャルインターフェイスは公式のものしか対応していないのですが、本体のエリートストラップに関してはサードパーティ製のものでも対応できる可能性が高いです。
MaeckerVRのバッテリー付きエリートストラップで特に不自由なく充電ができます。そしてこのドックにはUSB-Cのout(つまり外部バッテリーの充電用)が1つ用意されています。
なのでこれを使えばストラップのバッテリーも画像の通り充電できるので一石二鳥。
そしてあまり推奨はできないのですが、サードパーティ製のフェイシャルインターフェイスを装着している場合、こっちのUSB-CをQuest3本体に挿して充電するという方法を取ることも一応できます。
パッテリー付きストラップを充電する必要ないならこういう方法も取れますよという紹介。推奨はできないけど。
デザインはスタイリッシュて及第点以上
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想像を超えてきたのが本体のスタイリッシュさ。Amazonの画像を見るとなんとなく普通かなって印象でしたが、実物を目の前にすると「ほーん、なかなかエエヤン!」と思えるくらいデザインが洗練されています。
変にゲーミングゲーミングしていなくてLEDも最低限。このLEDに関してもスイッチを押すことでON/OFF切り替えられるのが意外とありがたい。
モノクロで余計な色が付いていないこともありQuest3と上手く溶け込み、部屋で変に主張しないためかなり使いやすいデザインになっていると言えますね。
まとめ
B評価としましたが、公式の純正フェイスパッドを使っている人ならA評価あります。管理人の場合AMVRのフェイスパッドを使うのでこの評価に落ち着きました。
コントローラー充電が楽チン(ストラップ外すと最強)
USB-Cでバッテリー充電できる(Quest3本体に使うこともできる)
公式と比べてコスパ○
本体を置いての充電は若干シビア(サードパーティ製フェイシャルインターフェイス不可)
公式の純正充電ドックよりはエリートストラップの対応幅が広い
公式の純正ドックはAmazonで19,580円で購入できますが、こちらは純正パーツでないと充電できない問題があります。しかも純正エリートストラップをつけていると角度調整が必須になったり、サードパーティ製のエリートストラップをつけている場合上手く充電されない問題がしばしば報告されています。というか純正ストラップでも充電が上手くいかないことあるらしい。
一方でMaeckerVRさんの充電ドックは、フェイスパッドこそ純正の初期装備のやつであることが条件となっていますが、エリートストラップに関してはサードパーティ製のものでも比較的充電されやすいです。MaeckerVRさんのバッテリー付きエリートストラップをつけていても問題なく充電できました。よっぽどデカデカしいものでなければサードパーティ製エリートストラップでも問題ありません。まぁ、多少接点がシビアなのは純正もこちらの商品も一緒ですが、値段なりといったところでしょう。
約2万円の公式ドックか、約1万円のMaeckerVR充電ドックか。MaeckerVRさんは比較的コストパフォーマンス重視の商品を出していて、価格に対する満足度は高いですよ。
USB-Cでバッテリー充電がありがたい
ドックからUSB-Cを生やして外部バッテリーを充電できる機能は結構助かります。というか管理人の場合、どうしてもフェイスパッドにAMVRのアイスシルクを使いたいのですが、これを装着したままだと接点が噛み合わず充電できません。
そこでこの余っているUSB-Cを直接Quest3に挿してしまうことで充電するという発想の転換。そうすることでAMVRのフェイスパッド装着によるドックに置いても充電されない問題を解消し、コントローラーと一緒にドックに置いて充電することができてぼちぼちの使い勝手になります。
もちろん置くだけで充電できる方が楽チンなのですが、そこは折衷案というか妥協案というか。ベストとは言えないもののそこそこ便利に使わせてもらっています。
こんな人におすすめ
置いて楽に充電したい人
コントローラーの乾電池交換からおさらばしたい人
ドックが欲しいけど純正のは高いと思っている人
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解像度・視野角・コントラスト・カラーパススルーがパワーアップしていて納得のデバイスになっています。1台目はこれ買っておけ!
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | 全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥81,400(512GB)価格改定 |

2024年9月20日にPico4の上位版が登場。中身が強化されQuest3とほぼ同等になりました。Quest3より優れている点も劣っている点もあるため用途次第といったところ。
Picoのトラッカーと併用してスタンドアロンでVRSNSを遊ぶなら最適な選択と言えそう。アダルトもいけます。
アダルトVR適性度 | |
FANZA | 全ての動画を視聴可能。 |
アダフェス | スタンドアロン時:DL動画を視聴可能(ストリーミング・月額見放題・+1Dは不可)。 PCVR時:全ての動画を視聴可能。 |
価格 | ¥89,800(256GB) |

Quest2の後継機とも言える新エントリーモデルが登場。SnapdragonXR2Gen2搭載のため、8kVR動画をスムーズに再生できるようになりました。カラーパススルーもあるのでお手軽にVR・MRを体験したい人向けの機種です。
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価格 | 本体:¥116,599 会員費:一括¥46,595または月額¥2,157の24回払い |