【レビュー】密着せっくすVR｜これはもはやVR酔い耐性育成ゲームだ！

2024年1月23日にサークル「白蔵亭」からリリースされた『密着せっくすVR改』のレビュー記事です。

商品ページを見ると定番VRCモデルを採用した量産型にしか見えませんが、「視点が行為に対して動きます」とのことなので、実際にプレイしてみてどんな感じなのか体験してみました。

体験版もあるけど、正規版220円と安いので普通に正規版買ってのレビューです。

密着せっくすVR改 のゲーム内容紹介&レビュー

『密着せっくすVR改』はMeta Quest単体およびPCVRでのプレイに対応しています。

PCVRはOpenXR対応なのでほとんどの機種でプレイできますが、製作者さんはMeta Quest2でしかチェックしていないとのことです。

体験版があるので気になる人は一応そちらで確認するといいでしょう。

視点が動くメリットとデメリットについて

多くのVR作品は視点(つまりプレイヤーの目に該当するカメラ)が固定されています。

それはなぜか？理由は簡単で、VR世界でカメラがユーザーにとって意図しない動きをすると簡単にVR酔いが発症するからです。

臨場感を与えようと意図的にハードなカメラワークにしても、臨場感よりも三半規管がｸﾞﾜﾝｸﾞﾜﾝするような感覚に陥るから。

これはVRゲームに限らず、VRAV(アダルトVR動画)にも当てはまります。VRAVが基本固定視点なのはこのVR酔い対策のためです。

しかし、中にはそんなマンネリ状態を打破するためにVRAVでも視点を意図的に動かす作品が存在します。例えば「ヘルメット型カメラ」を採用している作品。

これはまさに固定視点ばかりの作品でマンネリ状態のVRAVから脱却するために、意図的に視点を動かしているものになっています。

この「ヘルメットカメラ」を採用したものや「ハメ撮りVR」と表記されているVRAVは一部の人たちからは確かに評価されています。しかし、やはりVR酔い耐性の低いユーザーからは低評価が目立つものになっている現状もあったり。

このように視点カメラを動かすということはユーザーを篩にかけるということと同義なため、今作『密着せっくすVR改』も人によって相性が大きく出る。それも顕著に現れることを考慮した上で購入するべきです。

操作方法

カメラ移動はオーソドックスなグリップムーブです。グリップ押したままスティックを動かすとカメラの角度を調整できますが、最初はイメージ通りに動かせないと思います。

A/Xボタンを押すと女の子がイキ台詞(1パターン)を喋りながら中出しフィニッシュ。スティック左右でベロを出せます。

エッチする

体位は６種。基本は全て押さえています。その他バイブを口やアソコやケツ穴にブッ挿すこともできます。

エッチする前まではテンプレVRエロゲですが、今作は実質ヘルメット型カメラをかぶっているようなもの。実際にプレイしてみます。

確かにすっごい視点が動く。グイグイ揺れ動く。これは油断しているとすぐにモッテイカレソウ。

体調がいい時はまだ大丈夫ですが、ちょっと疲れてる時なんかにこれやると酔いが一気に来ます。別の日に試してある程度はプレイできました。

ちなみにイキボイスは１パターン。表情変化は一応あります。ドピュドピュ音も。エロく見せるために工面しているのはわかりますが、そうはいってもやはりテンプレから逸脱できていないレベルですね。

量産型系統の中ではまだマシって感じかな。初見は少しエッチだけどワンパターンなのですぐ飽きる。

物理演算チェック

このゲームはプレイヤーのハンドがありません。お触りを楽しみたい人は別のエロゲを買いましょう。

ベロを出した状態でスティックを左右に動かすことでベロのスピード調整が可能。その状態でプレイするとアヘ顔しながらベロを出してくれます。

が、こちらが近づいたからといってベロチュッチュしてくれるようなアクションはありません。ベロでおっぱいプルプルすることもできません。まぁ220円なので物理演算のクオリティを期待するのは酷な話でしょう。

 

密着せっくすVR改 のレビューまとめ

結局は酔い耐性がないとスタートラインに立てない

こういったカメラが動くタイプのエッチは酔い耐性が強くないと長く楽しめないんですよね。だから最初からプレイヤーを篩にかけている状態です。

この視点が動く機能はあってもいいのですが、設定でON/OFFできるようにしていればみんなが幸せになれると。そう思うんですよね。

視点カメラが自動で動く動かないというものは「性癖」のようなゲームを作る中で核心となる要素ではないので、だからこそあえて酔い耐性ある人限定に絞る必要がない。

VRAVではできなくてVRエロゲでできること。それが設定のON/OFFでユーザーが自由に変えられるということ。VRAVは動画なので機能性に限界がありますが、ゲームはその辺りの自由度が高いメリットがあります。そこを活かしていくといいかもしれません。

中身は量産型の域を出ない

同人VRエロゲはまさに量産型時代。定番VRCモデルを買ってきてチョチョイのチョイすればビューワー的なものが出来上がります。そんなコンテンツがたくさん出回っているのが今のVRエロゲ界隈です。

こういったVRエロゲは１つ２つ持っていればあとは不要かな。「メルティナイトVR」や「好きな女の子達と好きなだけ中出しお触りえっちVR」あたりをプレイしておけば困ることはないでしょう。

【レビュー】MeltyNight VR(メルティナイトVR) モデルと描写が綺麗なエロサンドボックス今回レビューしていくのはコシュマールさんが手がけているあのゲーム。 Ci-enやFantiaで有料プランに入会するとエッチなプレイ...

【レビュー】好きな女の子達と好きなだけ中出しお触りえっちVR｜１つのお手本的なゲームだがパーフェクトではない2022年9月11日にサークル「Eヤツのサークル」から『好きな女の子達と好きなだけ中出しお触りえっちVR』が発売されました。 「E...

総評

総合評価はC(星3.0)に決定。

値段が220円と良心的なのでBにしてあげたい気持ちが少しあるものの、やはりシビアに見ていくとこの評価で落ち着きます。

とはいえ人サークルによってはこの内容で2,000円くらいで売るアホンダラもいるので、やはりそう考えると「白蔵亭」さんの中の人は人間の心を持っていると言っていいでしょう。

マジでハリボテのコンテンツを2,000円くらいで売ってるの時々見ますからね。というか何度か買ったことある。(ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ

それにしても3Dモデル萌ちゃんはクオリティ本当に高いなぁと感心します。それがエロさに直結するかはまた別の話ですけどね。

購入はこちら

項目	内容
サークル	白蔵亭
対応HMD	Meta/Vive/Valve/Pico/WinMR
ジャンル	シミュレーション
価格	220円
おすすめ度

ハニカム正規版のレビューを読む

おすすめ関連記事
PCVR向けVRエロゲ	Meta Quest2向けVRエロゲ

VRエロゲ関連記事
COM3D2	CR EditSystem
恋来い温泉物語VR	リリアン☆ナイト
インサルトオーダー	イクノガマンVR
メルティナイトVR	あなにはまる少女

 

---

【PR】今売れてるVRエロゲー３選！

しょちょー

ウチのサイトから売れている商業VRゲームがこれだ

助手ちゃん

まずは定番商品から手を出すのが無難だね

カスタムオーダーメイド3D2

公式で全編VRで遊べるのがこちらのCOM3D2。性格ごとのテキスト量は他のゲームよりも圧倒的に多く、全てフルボイスなのでキャラに愛着が持てます。

ダンスの種類や夜伽のレパートリーも多く、最近は公式でハイポリボディを採用し、裸体のエロさがピカイチに。有料DLCの多さだけがネック。

エロ度
キャラデザ
クオリティ
面白さ
値段	通常版(本編+GP01セット)：8,580円 コンプリートパック(本編+GP01+GP02+GP01Fbセット)：19,470円

FANZAで購入レビュー記事

 

ハニカム

公式でVRに対応するかは明言されていないので注意。MOD[VRTrial]があるのでVR化はできるようになりました。
次世代の3DキャラクリエイトゲームはILLGAMESに託された！？
より洗練されたアニメ調グラフィックによるエディットとエッチを楽しむならハニカム。なお、本編は虚無ゲーです。

エロ度
キャラデザ
クオリティ
面白さ
値段	8,800円

FANZAで購入レビュー記事

 

恋来い温泉物語VR

全編VRで遊べる本格アドベンチャーゲーム。いつも遊んでる紙芝居エロゲがそのままVRの世界にやってきたような内容になっています。

各章の終わりには絆を深めるエッチなイベント、衣装をゲットできるミニゲームもあって3Dモデルのできも良く悪くない出来です。

エロ度
キャラデザ
クオリティ
面白さ
値段	通常版：7,638円 コンプリートパック：13,200円(おすすめ!)

DLsiteで購入レビュー記事