昨今めちゃくちゃ話題になっているのがOpenAI社がリリースしたChatGPTというAIです。2022年11月30日にテスト版が一般公開され、ものすごいスピードで世間を巻き込んだすんごいヤツですね。
というツッコミは置いといて、2023年3月には超パワーアップされたGPT-4もリリース。既存のバージョンではテキストを読み込むことしかできませんでしたが、これは画像も読み込めるようになり、多角的な使用方法が考えられるようになりました。精度も上がりましたがサービス利用料もちょっと高めです。
さて、そんなChatGPTですが、実はVRコンテンツにもこのChatGPTを使ってみようとする試みがちょくちょく散見されています。
ということで、今回はChatGPTとVRを併用したコンテンツ(無料のやつ)を少しだけ紹介していこうと思います。
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VRでChatGPTを利用し3Dモデルと会話するまでの流れ
まずは準備に必要なものを確認しましょう。
- ゲーミングPC
- VR機器
- ChatGPTのAPIキー
- ChatGPT対応のVRコンテンツ
主にこの4つが必要になります。PC上で遊ぶだけならVR機器はいらないのですが、今回はVR対応のものを遊ぶ予定なのでVR機器を用意します。
ゲーミングPC

項目 | スペック |
---|---|
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Intel core i5-12400以上 |
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RTX3060以上 |
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16GB以上 |
VR対応のスペックなら特に問題ないでしょう。特にこの辺りのスペックは2023年春時点でどこのBTOでも多数種類を取り揃えているので選び放題です。

VR機器
基本的にはMeta Quest2/Proが安定です。単純に開発者側のほとんどがMetaを主軸にして開発しているからです。
もちろんPCVR対応しているコンテンツならPICOでもVIVEでもWinMRでも不具合なく遊べる確率はかなり高いです。OpenXR対応ならほぼ全ての機器で遊べますし。
ただ開発者が起動テスト・動作テストしているのがMetaのみであるパターンも割と多いので、そういった意味でもMeta Questが安定です。



ChatGPTのAPIキー

API=Application Programming Interface
要はソフトAとソフトBを繋げる役割を持った「渡橋」的なものです。ソフトAのAPIキーをソフトBに打ち込んで利用すると、ソフトBの世界の中でソフトAの機能を使えるみたいな。
つまり今回の例で言うと、ChatGPTの機能をVRゲームの中で使うことができるってことです。
なお、ChatGPTのAPIキーの獲得は記事を書いている時点で無料トライアル可能(18ドル分のクレジットが無料で加算される)となっています。後ほど取得方法を紹介するのでそのまま読み進めてください。
ChatGPT対応のVRコンテンツ
GPT-4なAIキャラクターとのコミュニケーション実装を色々工夫してみた!
・Streamを都度音声化することで人の発話終了~キャラクターの発話開始をラグを一定化+従来の1/2以下に減らした。
・Streamが追いつかず発話が遅延しそうな時には間投詞(えっと…)を自動付与して不自然な沈黙を減らした。 pic.twitter.com/mSaCPzDwVE— ねぎぽよし (@CST_negi) April 11, 2023
APIキーが公開されたことにより、コンテンツ開発者側も簡易的なものを作って公開している流れがあります。
VR対応コンテンツはそもそも開発者の絶対数が少ないのであまり無いかもしれませんが、0ではないので今回は実際にそれを使ってみて紹介していきます。
ChatGPTのAPIキーをゲットする方法
まずはChatGPTのAPIキーを入手しないといけません。ここでは画像付きでAPIキーを入手する手順を紹介します。
▲一般人は下の方。1トークンあたり$0.002と記載されています。
ところで日本語のトークンの数え方がどうやらGPT4と3.5では異なるらしいです。「らしい」というのはTwitterでそういった指摘を見たんですけど、実際に自分でトライして確認しているわけではないからあやふやな表現をさせていただきました。
アカウントを作成する(初回の人)
上のリンクからまずはサイトに飛びましょう。するとこの画面に移行するので、赤で囲んである「Get started」をクリックします。
するとアカウントログインを要求されるので、まだアカウントを作成していない人は作りましょう。面倒な人はサクッとグーグルアカウントかマイクロソフトアカウントと連携するのが手っ取り早いです。
APIキーを入手する
ログインしたら右上の「Personal」を開き、「View API keys」をクリックしましょう。
「+ Create new secret key」をクリックします。
何用のキーかNameを設定するように問われます。管理人は「vr game」とテキトーに名付けておきました。ここは個人が分かりやすいように記入しましょう。
これでAPIキーの取得が完了です。コピーしてメモ帳なりなんなりに貼り付けて保存しておきましょう。後で使うことになります。
無料トライアル分を確認
無料で$18のクレジットが加算されています。これを使い切るまでは無料で好きなだけChatGPTを遊ぶことができるということです。
それ以上に遊んだり何かに使いたい場合は課金する必要があるので気をつけましょう。なお、無料分のクレジットは使用期限が設けられています。画像の赤で囲まれたやつの右に注目。「EXPIRES」に書いてある日付が期限(期限切れになる日)なので有効活用したいところです。
ChatGPT対応VRコンテンツを遊ぼう
現時点ではガチで作られているものはありません。みんな「とりあえずChatGPTを動かしたい」的なノリで簡単に作っているので肩の力を抜いて遊ぶこと。無料で公開されているのでありがたく使わせていただきましょう。
SoulMarionette Alpha

ダウンロードはこちら(itch.ioに飛ぶ)
サークル「GamesSafu」さんが無料で公開している『SoulMarionette Alpha』。日本語・英語・スペイン語に対応しているとのことです。
ダウンロード後、ファイルを解凍してインストールフォルダ内を開き、SoulMarionetteAlpha_Data/CustomDataを進んでいってChatGPT.Textを開きます。
ここに先ほどコピーしたChatGPTのAPIキーをペーストして閉じればOK。
続いてマイクの設定を確認しておきましょう。
システム→サウンドでマイクをVRヘッドセットに切り替えておきます。もちろん他にマイクがあるならそれでもいいですが、ヘッドセットに設定した方が自然かな。
実際にプレイしてみる
まずはいつも通り物理判定をチェックしてみます。流石に簡易的なAIコンテンツなのでお触りまではできないようです。全て体を貫通してしまいます。
とりあえず「ばんざーいして」と2回ほど命令してみました。
結果は………
AI「はい、もう一回バンザーイしましょう!(ルナもう一度両手を広げてバンザーイする)こんな小さなことでも、一緒に楽しめるのは嬉しいです、マスターも心が軽くなったでしょうか?」
ただ普通に会話ができるのと、ルナちゃんの表情が変わるのでなんだかんだ良くできてると思います。
続いて競馬のアーモンドアイの強さを調べてほしいとお願いしてみました。右に出ているUIはVRエロゲの名残でしょう。(気にしたら負けや!)
AI「わかりました、調べてみますね。(ルナがしばらく検索して情報を集める) アーモンドアイは前回の天皇賞・秋で勝利し、牝馬としては初めて3000万円以上の賞金を獲得したそうです。それ以外にも、日本ダービーやオークス、秋華賞など多くのレースで優勝しているそうです。アーモンドアイは本当に強い馬なんですね。」
といったように『ボボボーボ・ボーボボ』のビューティなみにツッコミたくなるポンコツっぷり。このポンコツマヌケっぷりがまた可愛いんです。GPT-4だと秀才ちゃんになっちゃうんでしょうね。
なお、プレイヤーはお部屋内を移動することができます。移動すると律儀にルナちゃんがテクテク歩いてこっちに来てくれるのも可愛い。
真っ直ぐではなく、ちゃんと置いてあるオブジェクトを避けて歩くのでこのあたりは賢い。もっとブラッシュアップしてユーザーをさらにワクワクさせて欲しい。期待しています。

AI Chat Trial

ダウンロードはこちら(Ci-enに飛ぶ)
お馴染み?のサークル「VRゲーム屋さん」もお試しでChatGPT対応コンテンツを作っているみたいです。
ダウンロード後、ファイルを解凍してインストールフォルダ内にあるChatGPT_Test_Data > OpenaiSecretKey.txtにAPIキーを貼り付けましょう。
実際にプレイしてみる
こちらは先ほど紹介したSoulMarionette Alphaとは異なり、VR機器単体で完結しているわけではなく、モニターに表示されてるウィンドウを操作する手間が入ります。
名前を聞いてみたらちゃんと桔梗ちゃんを名乗ってくれました。なので次は難易度を上げて2020年の皐月賞の勝ち馬を質問してみると…
拒否されました。チーン。
そもそも皐月賞が殺気傷になっていて不安いっぱいだったので、ちゃんと競馬であることを認識してくれただけでもOKです???
続いてアーモンドアイについて質問してみました。
ついでにVRだとこんな感じで見えます。喋っている桔梗ちゃんを眺めることはできますが、VRでテキストを確認することは記事を書いている時点ではできませんでした。あと画角を変えることもできません。
しかしこうやって動いている桔梗ちゃんを見られるのはそれだけでもアドですね。口調はもちろん機械音なのでアレですが、これでもっと可愛らしい声帯がついたり、文章によって表情が適切に変わって声色まで変化できるようになればかなりワクワクしますね。


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ハニカムのレビュー記事を読む
※VR対応するかは未定。
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まとめ:ChatGPT+VRでひと足早く未来を体験できる…かも
おそらく今後もこういったAIを利用したツールがバンバン登場するでしょう。
当然こういったAIを利用できればVRコンテンツやVRエロゲも次の段階へステップアップできるでしょう。
VRを持っている皆さん、まずはChatGPTのAPIキーを入手してAI体験をしてみませんか?
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