最近のAIの進化は凄まじいものであり、具体的に頼めばツールを作ったりサイトを作ったり、ゲームの土台を作ったりデザインを作成したり、ありとあらゆるジャンルで役に立っています。

今回紹介していくのは「3DエロゲをVR化するMODを作成する方法」です。「Codex」や「Claude Code」を使えば素人でもそれっぽいものが完成し、実際に自分の環境で遊ぶことができます。

これによってVR化MODを待たなくても自分でVR化できるのでぜひ試してみてください。

しょちょー
しょちょー
クッソ便利な時代になったぞ!!

必要なものを確認する

3Dエロゲ(Unity製かUE製がおすすめ)
ChatGPTまたはClaude のアプリ

Unity製かUE製の3Dエロゲを用意する

Unreal Engine製のゲーム:そもそもUEVRが存在するので、それをベースに特定のゲーム向けの設定に改良できる。難易度が比較的低い。

Unity製のゲーム:こちらも比較的簡単。UUVRやUnityVRModがあるので、それをベースにしつつ調整が可能。BepInExも使えてMOD環境を整えやすい。0からのスタートでもVR環境を作りやすい。

それ以外のゲーム:他のゲームエンジンだとゲーム次第になります。特に独自3Dエンジンの場合は難しくなる。安定するのは上の2つ。独自エンジンでもVR化に成功している報告はポツポツあるのでチャレンジする価値はある。

しょちょー
しょちょー
以上のことから最も有効なのがUnity製の3Dエロゲだな。

ChatGPTまたはClaudeのアプリを用意する

【〇〇版をダウンロード】をクリックします。画像ではMacOS版となっていますが、WindowsPCでリンクに飛べばWindows版に切り替わります。

Claudeも同じ仕様になっています。

プランについて

価格帯ChatGPTClaude選ぶ目安
無料Free:$0Free:$0まず試す・ときどき使う人
低価格Go:$8/月該当プランなし費用を抑えて利用枠を増やす人
標準Plus:$20/月Pro:$20/月日常の仕事・学習にほどほどに使う人
上位Pro:$100/月
Plusの5倍の利用枠
Max 5x:$100/月
Proの5倍のセッション利用枠
標準プランでは足りない人
最上位Pro:$200/月
Plusの20倍。
Max 20x:$200/月
Proの20倍のセッション利用枠
大量・長時間の利用をする人
個人向け年払いGo・Plus・ProはなしProのみ$200/年
月換算約$16.67
継続利用で費用を抑えたい人

ChatGPTならAstra、ClaudeならFableを使って作業をしたいので、おすすめは以下の通りとなります。

ChatGPT:PlusプランまたはProプランを選ぶ。

Claude:Max 5x以上のプランを選ぶ。

FableはProプランだと利用クレジットで別途料金を払わないと使えないので注意。AstraはPlusプランでも使えるが、5時間利用制限の上限に引っかかりやすいのが欠点。
しょちょー
しょちょー
途中で数時間待ってもいいならPlusプランで節約できるが…せっかちさんはProプランだな。

実際にCodexやClaude CodeでVR化環境を作らせる

では実際にアプリを使ってVR化MODを作らせていきます。

管理人の環境

ChatGPT:Plusプランを契約中。AstraでCodexを走らせる。

Claude:Max 5xプランを契約中。Fable5.1でClaude Codeを走らせる。

今回実験的にVR化させるゲーム『聖騎士リッカの物語 白翼と淫翼の姉妹』

▲実際にVR化させた映像

『聖騎士リッカ』といえば超人気タイトルの3Dエロゲです。このゲームはエロシーンを3Dで見れるのですが、聖騎士リッカのVR化MODは世に出ていませんでした。

しかし、AIのパワーで安定したVR化に成功。エロシーンをVRで鑑賞することができます。

重要:UUVRやUnityVRModを最大限に利用する

最初にUUVRやUnityVRModといった既存のVR基盤を示しておくことが重要です。なぜならこれの存在を明示していないと、0からVR基盤作る方向性になりがちで、以下の問題が発生するからです。

■完成までにめっちゃ時間がかかる
■トークンの消費量がかなり増える
■カメラ操作やUIの問題、ゲームがフリーズするなどのエラーが増える

しょちょー
しょちょー
一応VRで動くけど、適切な設計やプロンプトを与えないとなんか微妙なクオリティになるぞ。

ゲーム作りに精通している人なら適切な指示を出せる、適切なプロンプトを具体的に書いて提出できるのですが、素人の場合は提出するプロンプトが抽象的で甘くなり、最大限にAIの性能を発揮できません。

プログラマーが作った既存のVR基盤を利用することによって独自実装を最低限に抑えることができる=安定しやすいという理屈です。

Unity製ならUUVRやUnityVRModを、UE製ならUEVRをベースにしたいです。

CodexでVR化MODを作らせる

Codex画面ここから実際にChatGPTのアプリを使っていきます。

ChatGPTのアプリを開いたら、左上の項目がCodexになっていることを確認。ただのチャットをしたい場合はここをChatGPTに切り替えるといいです。

▲切り替えて使い分けする

続いて右下のAIモデルを確認します。

ここで「モデルの選択」と「推論レベルの選択」が可能。記事執筆時点で最も優れているモデルが「Astra」です。ただし優れたAIモデルにすればするほど、そして推論レベルを上げれば上げるほど、トークンの使用量が増えていくので注意。

Codex画面最も重要なのが【プロジェクトを選択】です。

ここでプロジェクト名(わかりやすいもの)を書いたら、今回作業するフォルダを追加します。Codexが自由に編集できるフォルダですね。そのフォルダは事前に自分で作成しておきましょう。

今回はDevというフォルダを作成後、その中にさらにRiccaVRというフォルダを作っておきます。今後聖騎士リッカ以外のゲームのVR MODを作らせる時に、Devフォルダに別のゲームのフォルダを作ってわかりやすくするためです。

しょちょー
しょちょー
んま、ここは自由だから好きに作っていいぞ。

 

以下、実際に聖騎士リッカをVR化する過程で投げたプロンプトをまとめてみました。

必ずしもこれが正解というわけではないし簡略化できる場所もありますが、最初は丁寧にVR化していった方がいいと思います。何か1つ自分で丁寧にVR化してから別のゲームでそのノウハウを使って効率よくVR化すればいいでしょう。

1. ゲームの環境調査

聖騎士リッカのVR MODを開発したい。

作業ディレクトリ: C:\Dev\RiccaVR
調査対象ゲーム: C:\Games\HolyKnightRicca

まずコードは書かず、 C:\Games\HolyKnightRicca を読み取り専用の調査対象として解析してください。 ゲーム本体側のファイルは変更・移動・削除しないでください。

確認してほしい項目:
・Unityバージョン
・x86 / x64
・Mono / IL2CPP
・GameAssembly.dll の有無
・global-metadata.dat の場所
・使用Graphics API
・既存のBepInEx/MelonLoaderの有無
・VR MOD開発に利用できそうなゲーム側クラス
・Camera関連構造

調査結果だけを C:\Dev\RiccaVR\docs\environment.md にまとめてください。

作業ディレクトリに関しては自分でフォルダを作成しておきましょう。今回の作業ディレクトリと調査対象ゲームのディレクトリは一例です。

Cドライブを指定しましたが、人によってはDドライブだったりEドライブだったり。そこは自分の環境と照らし合わせてください。

 

↓ここからはプロンプトを少し簡略化して載せています。

2. BepInExの導入と静的解析

調査結果をもとに、BepInEx 6のIL2CPP x64版を導入してください。

導入前に配置予定ファイルと既存ファイルとの競合を確認し、
ゲーム本体の既存ファイルを上書きしないでください。
ゲームは自動起動せず、導入内容を記録してください。

(手動で初回起動した後↓)

ログと生成されたInterop Assemblyを解析し、
Camera関連クラスのフィールド・メソッド・ライフサイクルを整理してください。

型情報から確認できることと、
メソッド内部を調べないと分からないことを区別してください。

これでCodexにBepInExだけ配置させます。この後自分で1度ゲームフォルダから聖騎士リッカを起動しましょう。

するとBepInEx\interop\ や LogOutput.logなどが生成されます。これで正しくBepInExが導入されたことがわかります。

ちなみに聖騎士リッカはIL2CPPなのでBepInEx6.0でなければいけません。(プロンプトで提示しているから大丈夫)

3. ネイティブ側のCamera制御を調べる

GameAssembly.dllとglobal-metadata.datを解析し、
Cameraの位置・回転・FOVを変更している処理を追跡してください。

重点対象:
・Cameraの毎フレーム更新
・揺れやイベント演出
・シーン変更時のCamera切り替え
・プレイヤー追従

重要なメソッドのRVA、呼び出し関係、
VRの頭の追従と競合する可能性を整理してください。

復元できなかった処理は推測で断定しないでください。
解析ツールと生成物は開発用フォルダ内に置いてください。

4. UnityVRMod単体で試す

UnityVRModの公式READMEとReleaseを確認し、
現在のBepInExとの互換条件を調べてください。

適合するIL2CPP+OpenXR版を導入してください。
この段階では専用MODやゲーム側Cameraへのパッチは追加しません。

既存ファイルとの競合と導入前後の差分を記録してください。
ゲームは私が手動で起動してテストします。

VR化のベースとして今回はUnityVRModを利用しました。

5. 実機の結果から問題を切り分ける

ここでは何度か実際に稼働させてテストします。テストと修正点の報告を往復しましょう。

・VR表示の成否
・映像の滑らかさ/フリーズの有無
・頭の回転への追従
・頭を前後左右に動かしたときの追従
・デスクトップとVRの視点の違い

この結果とログを照合し、原因を切り分けてください。
変更は一度に広げず、次に試す最小限の修正と確認方法を示してください。

実際にエロシーン鑑賞でVR化ができるか、カメラが追従するかなどをチェックしていきます。

管理人のパターンではF11キーにVR化切り替えが割り当てられ、3Dのエロシーン鑑賞でこのキーを押すとVR化が可能になっていました。キーの割り当ては後で修正も可能です。

6. VR用の自由移動を追加する

ゲームカメラに毎フレーム追従すると、
自動演出によってVRの視点まで動いてしまいます。

次の構造にしてください。

ゲームカメラ
↓ 必要なときだけ位置・向きを取得
VR Origin
↓ ユーザーによる自由移動
HMD
↓ 頭の6DoF

ゲームのFOVズームをVRへそのまま適用する必要はありません。
Originを前後へ動かして、実際に近づく/離れる操作にしたいです。

まずキーボードで同期・前後移動・高さ調整・速度調整を実装し、
頭の追従が維持されることを確認してください。

ここで移動方法が追加されます。管理人の場合、F1~F6キーに上下移動・前後移動・移動速度調整が割り当てられました。

7. コントローラー操作へ発展させる

キーボードでの移動が正常に動きました。
Quest Pro/Touch Proのコントローラー操作を追加してください。

・左スティックで前後左右へ移動
・右スティック上下で高さ調整
・移動速度の調整
・ボタンでゲームカメラへ一度だけ同期
・グリップで空間をつかんで移動

グリップを離したら停止し、
追跡が途切れたときやVRを再開したときに
視点が急に飛ばないようにしてください。

管理人はTouch Proコントローラーを使っているのでこういう指示になりましたが、Quest3付属のTouchコントローラーでも基本は同じです。グリップムーブも一緒に搭載させましたが、問題なく稼働できました。

あとここでは触れていませんが、スティックによる左右旋回も追加しておくといいでしょう。

8. 操作感とVR内メニューを改善する

前後左右の移動は、現在HMDで見ている方向を基準にしてください。
上下を向いても水平移動を保ち、高さ調整は別操作にしてください。

さらに既存のゲームメニューをVR内に表示し、
コントローラーで選択・ドラッグ・スクロールできるようにしてください。

メニュー操作と移動入力が競合しないようにし、
閉じたら従来の移動操作へ戻してください。

最初から完成形を一括で依頼するのではなく、AIによる解析・実装と、自分でVR実機テストを交互に進めていきましょう。「何が動いて、何が動かなかったか」を具体的に伝え、小さな変更を積み重ねていく開発です。
しょちょー
しょちょー
ここまできたら本番環境で完成版のVR化MODを搭載してもいいが、個人で遊ぶ分にはテスト環境のままで十分だぞ。

聖騎士リッカ VR化▲実際にVRでUIまで操作できるようになった

9.その他細かい調整をする(カメラ旋回やパススルー対応など)

このあとも、細かい部分の修正は必要です。

カメラの前後移動の起点調整
カメラの左右旋回機能を追加
Virtual Desktopクロマキー機能のための単色背景追加
メニューUIの移動調整

こちらはパススルーに対応させた画像。RGBスライダーを搭載して背景を抜き取る準備をしました。背景の抜き取りは簡単ですが、敵から発せられる液体まで一緒に消してしまったので、そこの細かい調整は必要。ただ個人でこっそり楽しむ分には十分すぎます。

これでおおむねVRで楽しめるレベルに完成しました。これによって他の3Dゲームも今回のノウハウを流用してVR化させていくことができます。

しょちょー
しょちょー
1回自分でVR化すればそのノウハウをまとめることができるから、次からは初回より楽にVR化できるぞ。

Claude CodeでVR化MODを作らせる

Claude Code画面

Claude CodeでのVR化MODの作り方ですが、基本的な部分はCodexと同じなのでそちらを確認してください。Claude Codeの簡単な使い方だけ確認しておきましょう。

Claudeのアプリを開いて左上にあるコードマークのアイコンをクリックします。左のアイコンはチャットとCowork用です。右側がClaude Codeです。

左のメニューで【新規】をクリックしたのち、「モデルの選択」と「推論レベルの選択」をしていきます。

モデルを確定させたら次は作業フォルダの指定です。「フォルダなし」をクリックし、Claude Codeに作業させるフォルダを選択しましょう。

Codexの時と流れは一緒。自分でDev Claude Codeというフォルダを作成し、その中にさらにRiccaVRというフォルダを作っておきます。(フォルダ名は自由です)

作業ディレクトリとして先ほど作ったRiccaVRフォルダを指定すると、Claude Codeがここに様々な成果物を作ってくれます。

モデルはFableが安定。オーケストレーション(複数のAIモデルやエージェント・ツールを組み合わせて、一つの仕事を流れとして回す仕組み)を利用して使用量を節約することも可能ですが、とりあえずまずはFable使っておけば大丈夫です。

推論レベルも調整しておきましょう。エフォートを高くするほど使用量の消費が激しくなります。「高」でも十分な仕事をしてくれます。

準備ができたらCodexのところで紹介した通り、同じようにプロンプトを投げれば作業をしてくれます。

AstraとFableどっちがいい?

AIはモデルによって得意なジャンルが異なります。ここ最近ずっと使っていて思うことをまとめると…

Astra:デザイン・ビジュアル系がかなり優れている。ときどき指示待ちだったりア○ペっぽさもある。(融通が利かない場面あり)

Fable:言ったこと+αをしっかり仕事してくれる。こちらの意図を汲み取る能力が高い。ただしデザイン系は劣るのと、正確な情報をまとめる能力(時系列でまとめて事実のテキストを書く能力)はガバが目立つ。

助手ちゃん
助手ちゃん
デザインはAstra本当に優秀っすよね〜。
しょちょー
しょちょー
Fableも総合力高くて便利で個人的にめっちゃ好きなんだけど、情報まとめさせると思ったよりハルシネーションあるから信頼しすぎるの危険だぞ。

まとめ:Unity製のゲームで効果てきめん

VR実機のスクショUnrealEngine製のゲームに関しては、比較的安定しているUEVRが存在するので効果は薄いものの、Unity製のゲームに関してはAIによるVR化が効果てきめんです。

エロゲだけに拘らず、Unity製の3Dゲームを色々VR化してがっつり楽しみましょう。

しょちょー
しょちょー
チャッピーにせよClaudeにせよ高いプランを契約しないと厳しいもんがあるな!
助手ちゃん
助手ちゃん
クッソ便利だから契約する価値あるっすよ〜。
AI業界は少し時間が経つとすぐに情勢が変わります。この記事は2026年9月時点での情報となっています。最新の情報は各自でチェックしておくことを推奨します。
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