Meta Quest2のディスプレイ解像度は片目1832×1920です。この値は今となっては特別高いものではありませんが、それでもそこそこの性能ですよね。
ただ「もっと高画質なVR体験がしたい!」と思っている人。ありますよ、Quest2の内部画質を向上させてより綺麗なVR体験をする方法が。
今回の記事で紹介する方法は3つ。どれも無料でQuest2の画質を上げることができます。
- PCのOculusアプリを使って設定を変える(PCVR向け)
- 公式のデバッグツールを使って設定を変える(PCVR向け)
- SIDE QUESTを使って設定を変える
なお、今回の方法で画質向上の恩恵を大きく受けられるのはVRエロゲを含むVRゲームと2D動画コンテンツです。アダルトVR動画に関しては恩恵は微妙かもしれません。
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PCのOculusアプリでMeta Quest2の画質を上げる方法
まずは公式アプリのOculusアプリで画質を上げる方法を紹介します。
こちらの方法はOculus Linkを利用したPCVR時の画質の綺麗さや滑らかさを上げる方法です。
レンダリング解像度を上げる
PCにMeta Quest2を接続してPC版Oculusアプリを開きましょう。
左からデバイス設定をクリックした後「Quest2とTouch」のところをクリックします。
右から設定項目がスライドしてくるので詳細設定のグラフィック設定をクリックしましょう。
ここからレンダリング解像度とリフレッシュレートが設定可能です。
画質を上げるにはレンダリング解像度を上げる必要があります。
デフォルトだと自動(奨励)がオンになっているのでクリックして解除します。(画像の赤で囲まれた部分)
これでレンダリング解像度を自分で決定できるのでバーをスライドしてレンダリング解像度を上げましょう。
好みの解像度に設定したら「保存&再起動」をクリックして完了です。
リフレッシュレートを上げる
- 72Hz
- 80Hz
- 90Hz
- 120Hz
先ほどのレンダリング解像度と同じグラフィック設定のところでリフレッシュレート(滑らかさ)も変えることができます。
最大で120Hzまで対応。たとえばVRカノジョをプレイするときにそのままだと72fpsまでしか出ませんが、ここで120Hzに設定することで120fpsまで対応します。
もちろんレンダリング解像度を上げてリフレッシュレートも上げる欲張りセットの場合カクカクになることも考えられるので自分のPCスペックに合わせて調整する必要があります。
レンダリング解像度を上げるとfpsは出にくくなり、下げれば軽くなるのでfpsが最大まで出やすくなります。
こちらの画像は12900K+RTX3090でレンダリング解像度MAX時のベンチマークです。等倍では120fps出ていましたがレンダリング解像度MAXでは79fpsとなりました。
公式デバッグツールを使って画質を上げる方法
公式デバッグツールを使うとビットレートやエンコード解像度などを自分で変えることができます。こちらの方法もPCVR時に効果があります。
ただ初心者にはあんまりおすすめしません。ちょっとVRに慣れてからの方が良さそう。
公式デバッグツールを起動する
Windows(C:) > Program Files > Oculus > Support > oculus-diagnostics
上記の通り、「oculus-diagnostics」フォルダまでいくと「OculusDebugTool」というアプリケーションがあります。これを起動しましょう。
フォルダーまではショートカットにあるOculusアプリを右クリックして「ファイルの場所を開く」を押すと「Oculus > Support > oculus-client」まで飛べるので、そこから1階層だけ戻るとわかりやすいかもしれません。
数値を変更する
- Distortion Curvature:歪みの強さ
- Encode Resolution Width:エンコード解像度
- Encode Bitrate(Mbps):ビットレート
- Link Sharpening:くっきり描写にする
Distortion Curvature
歪みに関する項目。「Default / High / Low 」の3つから選びます。歪みが少なくなるLowの設定がおすすめ。
Encode Resolution Width
Oculus Link時のエンコード解像度は3664がベストとなっています。しかし、デフォルト状態では0となっていてPCスペックによって自動調整されているようです。
これはエンコード解像度が高いとPCに負荷がかかるので、スペックによって自動で下げてくれるような親切設計になっています。
ただハイスペックPCを使っているなら最大値の3664にしておくのが無難でしょう。
Encode Bitrate(Mbps)
エンコード時のビットレート。1秒あたりに送信される映像データ量なので、基本的にこれが多い方がより綺麗な映像、滑らかな映像を送ることができます。限度はありますが。
デフォルト状態だと130Mbps前後となっていて、公式のサポートでは最大で500Mbpsまで上げられるようになっているとのこと。
これも上げすぎるとPCに負荷がかかるのでやりすぎない程度に上げるのがコツ。自分のPCスペックとの相談で。ハイスペックならとりあえず300~500Mbpsにしても良さそう。
Link Sharpening
くっきり描写させる機能。デフォルトだとAutoになってると思うのでEnabled(有効)にしておくといいでしょう。
SIDE QUESTを使ってMeta Quest2の画質を上げる方法
こちらの方法ではMeta Quest2単体で利用するときの画質の綺麗さや滑らかさを上げることができます。
用意するのはこちら。
- SIDE QUEST(PCまたはAndroidスマホ)
- 開発者モード解禁
もちろんどちらも無料です。
こっちの記事でSide Questの導入方法と開発者モードの解禁方法を紹介しているから参考にしてみてください。
今回はPCのSIDE QUESTで説明しますが、AndroidスマホにSIDE QUESTを導入してAndroidスマホとMeta Quest2を繋げてやる方法もあります。
またPCはゲーミングである必要はなく、普通のスペックのPCで問題なくSIDE QUESTを利用することができます。
SIDE QUESTの設定ツールを開く
PCとMeta Quest2をケーブルで繋げ、SIDE QUESTを起動してMeta Quest2を被り同期の許可をします。
すると左上の丸の色が緑色になるのでこれで準備完了です。色が赤やオレンジのままの場合はOculusアプリ(スマホまたはPC)の開発者モードがオンになっているかちゃんと確認してください。
準備完了したら画像の通り右上にある工具マークをクリックして設定ツールを開きます。
ここから色々設定していきます。
テクスチャーの解像度を上げる
画質を上げるのはここ。
Meta Quest2のデフォルトの設定(1832)より大きくするためには赤で囲まれた3つのサイズから選ぶことになります。
大きい数値にするほど負荷がかかり滑らかさが犠牲になるので、ぬるぬる快適にゲームをプレイしたい時にはあまり上げすぎないようにしましょう。
ゲーム内での変化
こちらはオノゴロ物語のスタート画面。まずは分かりやすいように最低の512と最高の3072での比較。
画像でも分かる通り、流石に512まで下げると文字がめちゃくちゃぼやけて見えます。実践上ではもはや読めないレベルです。
一方で3072まで上げるとめちゃくちゃクッキリ見えます。デフォルト時だと若干ぼやけてた文字がしっかり表現されていて読みやすさはグッと上がっています。
画像だとかなり伝わりづらいですが、設定をいじらずにデフォルトでプレイした場合とSize3072に変更してプレイした場合の比較です。
デフォルトでのプレイでは明らかに周りの風景や物にノイズ・もやもやを感じますが、3072に設定するとクッキリはっきり描写されます。
テクスチャーの解像度を上げることでMeta Quest2への負荷が大きくなり、ゲームプレイ中に明らかに滑らかさが失われました。
快適にプレイしたい場合やスコア狙いの場合、オノゴロを3072でプレイするのはあまりおすすめはできません。
ただハルちゃんや世界観をじっくり鑑賞したいなら3072に設定して遊ぶのも乙なものです。
VR動画内での変化
今回利用したのはこちらの動画
みんなの憧れDMMVR動画を使って比較。スクショはアプリ内で撮れないため勘弁してください。
結論から言うとDMMVRプレイヤーで見るVR動画に対してあまり画質向上が見受けられませんでした。
アプリ内の文字はクッキリ見えるようになったんですが、肝心の動画そのものに対してはほとんど効果があったとは言えないレベル。
DMMの最高画質であるUHQVRをダウンロードして比較してみたんですが、1024にしても3072にしてもたかしょーのお尻のぼこぼこした痕跡は普通に見えるレベルで収まっていました。
DMM・FANZAのVR動画はデフォルト設定でもほぼほぼ最適化されているため効果がほとんどないという結果に。ただし文字は見やすくなる。
ではDMMVR動画プレイヤー以外のプレイヤーでは効果があるのか試してみました。
今回利用したのはこちらの動画
今回は管理人が愛用している「Pigasus VR Media Player」を使ってチェック。アダフェスで購入した4K匠動画をダウンロードして再生します。
左と右の違いわかりますか?わかりませんか?
正解は‥‥‥‥
左が512、右が3072の設定になっています。
左に写ってるコントローラーはすっごいボヤけてるのでその部分だけテクスチャーサイズ512の影響が出てますねw
でもそれ以外の肌や下着、後ろの葉っぱなどはマジで変わらない。
やっぱりテクスチャーサイズを変えてもアダルトVR動画にはほとんど効果がないと言っていいのかもしれませんね。
アダフェスの4K匠VR動画はデフォルト設定でもほぼほぼ最適化されているため効果がほとんどないという結果に。ただし「Pigasus VR Media Player」内のメニューの文字は見やすくなる。
2D動画内での変化
VR動画ではあまり効果がなかったので2D動画も調査してみました。使ったプレイヤーは「SKYBOX VR PLAYER」です。
結論から言うと2D動画に対してはめちゃくちゃ効果がありました。
512の設定では館内はもちろん、動画までもぼやっぼやに表示されてしまいます。
画像では比較的マシですが、実際の目で見るとかなりぼやけています。
これを3072の設定に変更したところ、館内や動画がめちゃくちゃクッキリ表現されました。
よって2D動画に対してはかなりの恩恵があると言えます。
この勢いでSKYBOXでVRで表示してみるとやっぱり両者の差がほとんど感じられませんでした。
あれだけぼやぼやだった512設定の2D動画も180°サイドバイサイド表示にしてVRでみると不思議と違和感なくいつも通り見ることができるんですよね。
やっぱり国内のアダルトVR動画に対しては大きな効果はないと結論づけて良さそう。
2D動画に対しては大きな効果があり。しかしVR動画には効果がほとんどない。
リフレッシュレートを上げる
滑らかさを上げるならこのリフレッシュレートの上限を設定しましょう。
Meta Quest2はデフォルトだと72HZの設定です。しかしゲームアプリで90fpsや120fpsに対応しているやつを遊ぶときにデフォルト設定だと72fpsまでしか体感できません。
それを改善するためにはディスプレイのリフレッシュレートを90HZまたは120HZまで上げましょう。
テクスチャー解像度を上げた状態でリフレッシュレートも上げてしまうとMeta Quest2のスペックの関係上、逆に重くなってしまうことが考えられるので組み合わせパターンが大事です。
滑らかにプレイしたい場合はリフレッシュレートを上げてテクスチャー解像度を少しだけ下げるといいかもしれません。
ただその辺りはゲームや動画コンテンツによっても変わってくるので各自で調整しましょう。テクスチャー解像度を上げても滑らかなままでプレイできる可能性はあります。
固定中心窩レンダリング(FFR)を設定する
Fixed Foveated Rendering(FFR)の強度を設定できるのがこちら。
FFRとは固定中心窩レンダリングのこと。具体的には今見ている3D画像に対し視線の中心部分を軸にして、端っこになればなるほど画質が落ちるという設定。
FFRを強めれば強めるほど負荷がかからなくなるのでパフォーマンスは上がりますが、端っこの画質が下がるという仕組み。LOWやOFFにすれば画像全体が綺麗に映りますがその分重くなります。
ついでにFFRをHIGH TOPにした画像とOFFにした画像を比べましたがぶっちゃけ細かい違いは分かりませんでした。
ただプレイしていると少しだけHIGH TOPにしたほうが軽い気がするのと、確かに見える範囲が狭くなっているような気がします。
SoCの制限解除する
こちらの項目はSoCの制限を解除してMeta Quest2のスペックを最大限に発揮できるようにするものです。
ただし2D apps & gamesとある通り、SoCの制限解除を発揮できるコンテンツは限られてるようです。
とりあえずLevel4にしておくと全力でMeta Quest2のパワーを使えるようになります。
おそらくデメリットとしては負荷がかかるのでSoCの劣化が早くなるのと電力消費が多くなるのでバッテリーの消耗が早くなることですかね。
危険性(リスク)やバグったときの対処法について
公式アプリと違ってSide Questは非公式です。
もちろんかなり多くのユーザーが使っているので比較的安心できる外部ソフトですが、それでも危険性はないのか心配になる人もいるでしょう。
そこで今回の設定変更のリスクやバグ時の対処法についても少し触れておきます。
リスクが0というわけではない
今回の設定変更によってMeta Quest2がすぐにアチアチになったり、なぜか設定後に動きが悪くなったりフリーズしたりするというリスクはあります。
リスク0ではありません。自己責任です。
エラー時の対処方法について
Side Questで設定を変更した後にバグったりエラーしたり動きが悪くなった場合、対処方法としてはMeta Quest2本体の再起動で設定が元通りになります。
なので「あれ?なんか動きがおかしいな?」と思ったらまずは本体の再起動しましょう。
基本的にはこれで改善します。むしろ改善しなかったらそれは根本的にやばいパターンの可能性大です。
なお、何度も設定を変更しているとそのうち設定変更時にMeta Quest2本体が暗くなって動かなくなるパターン(フリーズ)も起こり得ます。
その時はMeta Quest2とPCのコード接続を解除するためにUSBを抜いてあげましょう。
これで画面暗転が解除されました。あとは再起動すれば再び設定を色々いじることができます。
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まとめ:VRゲームで遊ぶときや2D動画コンテンツを見るときに利用しよう
今回紹介した画質を上げる方法を使ってVRゲームや動画を楽しむと、これまで以上に臨場感のある体験ができる可能性が高まります。
アダルトVR動画に対しては効果が薄いまたは効果がないレベルですが、VRゲームコンテンツに対してはかなり影響を与えます。
Meta Quest2のポテンシャルを最大限に発揮させてコンテンツを楽しみましょう。
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